GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道
引き続き、ちょっとブレイクということで、「2021年マーケティング界隈の流行りコトバ」というコンテンツを紹介しています。
今回の記事はコレ
↓
The list of the top 30+ marketing buzzwords you can’t ignore.
「避けて通れない」30個のマーケティング世界のバズワード
(https://www.truepush.com/blog/top-30-marketing-buzzwords-in-2021-every-marketer-should-know/)
前回に引き続き、30個のバズワードから5つを紹介します。
(30個のリストは長すぎるので上のリンクから確認してみてください。)
まずはざっと5つのバズワードとカンタンな意味をリスト化しますね。
16. AI
17. CRM
18. CRO
19. Customer Journey(カスタマー・ジャーニー)
20. UGC
次に、カンタンに用語の意味合いを記載します。
割と「既知」な用語は手短に、どちらかというと「あまり周知されていない、かつ、役に立ちそう」な用語を掘り下げます。
16.AI(=Artificial Intelligence)
これは既知過ぎなので、パスします。
17.CRM(=Customer Relationship Management)
これも既知ですね。シーアールエムです。顧客接点を管理・マネジメントすることですね。
18.CRO(=Conversion Rate Optimization)
コンバージョンレートの最適化のことです。ざっくり言うと、サイトのコンバージョン率を高める最適化戦術のアレコレ、という感じでしょうか。
19.Customer Journey(カスタマー・ジャーニー)
「顧客が商品やサービスを知ってから、検討して購入して使ってみて、その後どうするのか?という一連の流れを”旅”に見立てること」です。
一般的には「Customer Journey Map」という形で下記の例のようにビジュアライズすることが多いですね。
(例.1)オンラインショッピングの一般的なカスタマージャーニーMAP
(例.2)スタバで「コーヒー買う前から、店舗を出た後の感想までの一連の体験」を追いかけたカスタマージャーニーMAP
カスタマージャーニーMAPってどうやって作るの?ってことなんですけど、これはパワポとかでイチからコツコツ作ってもいいのですが(全然良くないですけどw)、それだと日が暮れてしまうので「ツールを活用してテンプレからさくっと作成」することが多いです。
ちなみに、カスタマージャーニーMAP作成ツールを25個も紹介しているサイトをみつけたので、下記にリンクを貼っておきます。
25 Tools to Create Stunning Customer Journey Maps
https://www.userinterviews.com/blog/tools-for-customer-journey-mapping
私個人は作業としてカスタマージャーニーMAPを作成することはほぼありませんが、さくっと「ぽいもの」を作ることはあります。その時には、このサイトでも紹介されている『Lucidchart』というフローチャート作成ツールを使うことが多いです。
ちなみに、『Lucidchart 』は日本語に翻訳された紹介サイトがあったので、リンク貼っておきます。
カスタマージャーニーマップ作成ツール・テンプレート Lucidchart
https://www.lucidchart.com/pages/ja/examples/customer-journey-mapping-software
最後にもう一つ。
20.UGC(=User-Generated Content)
これもちょっと使い古された感ありますね。
企業側ではなくユーザー側の手で生成されたコンテンツのことです。
インスタの投稿とか、商品のレビューとか、食べログの評価とか。
今年ももうすぐ年末で、振り返りの時期ですので、カスタマージャーニーMAPっぽく「月ごとにフローチャートで整理して、自分自身の2021年セルフジャーニーMAP」を作ってみるといいかもしれません。
2022年こそは、リアルジャーニー(要するに旅行ですw)に行けることを願って。
本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。
小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)
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