第106回 上司からの金言

 このコラムについて 

「担当者は売り上げや組織の変革より、社内での自分の評価を最も気にしている」「夜の世界では、配慮と遠慮の絶妙なバランスが必要」「本音でぶつかる義理と人情の営業スタイルだけでは絶対に通用しない」
設立5年にして大手企業向け研修を多数手がけるたかまり株式会社。中小企業出身者をはじめフリーランスのネットワークで構成される同社は、いかにして大手のフトコロに飛び込み、ココロをつかんでいったのか。代表の高松秀樹が、大手企業とつきあう作法を具体的なエピソードを通して伝授します。

本日のお作法/ 上司からの金言

某大手さんから、初めてのお問合せが!

「管理職研修について相談したい」と嬉しいお声がけをいただき、管理職に対する期待や、これまでの取組みなどについてうかがいました。

様々な取組みを共有いただいたのですが、特にインパクトを受けたものがありました。

新任管理職に昇格した際にとっている「上司からの金言」なるアンケートです。

上司からいただいた言葉で、各自が大切にしているものが記載されたものでしたが、2000年から集め始めたようで、およそ20年分、様々なコメントが記載されておりました。

その一部を記します。

・多くの人は寝すぎだ。寝ている馬〇と差をつけろ。死んだあとにたっぷり寝られるのだから。

・仕事の時間を生み出すためには、徹底的に捨てまくった方が良い。テレビや娯楽、友人付き合いなどは、成果を上げられるようになってからでも充分間に合う。

・情に惑わされるな。甘い言葉だけのリーダーに人はついてこない。

・ランクが高い人との付き合いは最優先した方が良い。誘われたら確実に行くこと。

・言い訳はするな。友人には必要ないし、敵は信じない。

最初の言葉は、発明王エジソンの言葉にアレンジを加えたものかと思いますが、ざっと目を通したコメントのほとんどが上記と似通ったものに感じました。

なるほど。2000年から取り出したアンケートですから、「時代を感じるなぁ」などと思っていましたが、上記に記したのは、すべて直近のモノでした。。

「高松くん。友人との酒付き合いなど以ての外だよ。寝る間も惜しんで働きなさいよ」

「そして、弊社からの連絡には、最優先で駆け付けなさい。そこに言い訳など持ってこなくてよいからね」

なんとなく、そんなメッセージを感じ取り、今回の仕事は辞退することにしました。。

でも、

「言い訳はするな。友人には必要ないし、敵は信じない」

この言葉は、なんだかイケてるなぁ、と少しだけ惹かれた高松でしたw

 

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高松 秀樹(たかまつ ひでき)

たかまり株式会社 代表取締役
株式会社BFI 取締役委託副社長

1973年生まれ。川崎育ち。
1997年より、小さな会社にて中小・ベンチャー企業様の採用・育成支援事業に従事。
2002年よりスポーツバー、スイーツショップを営むも5年で終える。。
2007年以降、大手の作法を嗜み、業界・規模を問わず人材育成、組織開発、教育研修事業に携わり、多くの企業や団体、研修講師のサポートに勤しむ。

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