今週は。
―ご協力いただいたリブランディングですが、
すごーく好評で、すでに問い合わせや
共催セミナーの依頼が増えています。
あいにくのコロナ禍ですが、
想像以上によいスタートを切れていて、
ワクワクするような毎日を送っています。-
先週半ば、
ジャンプ株式会社の増渕知行さんから、
上記のようなメールをいただいた。
ジャンプ社は、
あの少年誌とはまったく関係なく、
人材採用を軸に事業を展開している会社。
代表の増渕さんはじめメンバーのみなさんとは
創業前から親しくさせていただいている。
設立から12年目となる同社に、
今月4月、大きな転機が訪れた。
株式会社クイック(東証一部)と
資本提携を結び、
新たな一歩を踏み出したのである。
そのきっかけのひとつとなったのが、
同社が独自に開発した採用戦略フレーム
『STRUCT(ストラクト)』。
このネーミングと、
リリースに伴う企業メッセージの
お手伝いをさせていただいた。
STRUCTの名は、
STRUCTUREに由来する。
代表の増渕さんをはじめ、
個々のメンバーが培ってきた
人材領域での知見を体系化し、
7つのフレームワークとして
汎用化したものである。
長く採用領域の仕事をしていた自分の経験上、
また今回のプロジェクトのために行った
企業各社へのインタビューを通して
改めて確認できたことであるが、
企業規模の大小にかかわらず、
人事領域における採用部門の
位置付けは総じて弱く、
その活動はとかく場当たり的になりがちで、
経験が蓄積されにくい。
実際、採用ブランディングが大切と言いながら、
わずか数年単位でころころと
コンセプトやスローガンを変え、
そのたびにコンペを行う多くの企業の姿には、
戦略とは程遠いものを感じていた。
STRUCTは、こうした従来の採用に対する
考え方とやり方に変化をもたらし、
どのような環境、
どのような業種・業界であっても、
自社ならではの採用戦略を構築できる礎に
なれるのではないかと期待している。
ジャンプ社は、6月1日、
STRUCTのリリースに併せて
ウェブサイトを一新。
その核となる企業メッセージが、
今週のタイトルである。
「企業は、採用がすべて。」
ぶっとい孟宗竹を日本刀で
スパッと切るような、
爽快なコピーを久しぶりに
書かせていただいた。
ありがとうございます。