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なぜこんなツマラナイものにこだわるのだろう。そういう「ちょっと変わった人」っていますよね。市川さんはまさにそういう人。でもそういう人が今の時代にはとても大事。なぜなら一見ビジネスになんの関係もなさそうな、絶対にお金にならなそうなものが、価値を生み出す時代だから。凝り固まった自分の頭をほぐすために、ぜひ一度(騙されたと思って)市川ワールドへ足を踏み入れてみてください。
「多様性って言う割に、皆と一緒が好き」
これは私だけの意見ではなく、皆を代表して言っています。(キリッ)
組織では、たまにこんな感じで、不満をぶつけてくる人っていますよね。
私だけがこう思っているのではない!
なんだったら、私が皆をおさえて、不満を代弁しているのだ!
革命の旗手のようです(汗)
不満を言いたいとき、「こう思うのは私だけじゃないはずだ!」という感情が芽生えるのはなんていう現象なのでしょうか?
自分の考えをそのまま述べれば済むだけの話なんですけどね。
まぁ、組織の体制に対して異を唱えれば、孤立しかねませんから、皆を巻き込みたい気持ちもわからんではありませんが。
ところで、この場合の「皆」に入れられた人の中には、
皆って誰やねん?もしかして、私、入ってるの!?
別に代表して言ってくれって頼んでないんだけど…
って思う人もいるんじゃないでしょうか。
考えてみたら、勝手に反対派みたいなのに入れられちゃうわけですから、たまったもんじゃないですよねw
不満と言えば、仕事で・・・
それは私の仕事ではない!他部署の仕事だ。
仕事内容が前職と違う!
のようなのもありません?
こういった不満についても、「皆を代表して」とコンボでぶつけてくることも多いですよね。
同じ職種だけど、前職と内容が違うって割とありますよね。
営業って一口に言っても取り扱う商品やサービスが違ったり、販売方法も違うわけで。
例えば、サイゼリヤの厨房で働いていた人が、大戸屋の厨房で働くと、きっと驚くでしょうね。
「店内調理なんて、私の仕事ではない!サイゼリヤでは温めてただけですからッ!」ってw
そもそもどこの会社も同じサービスを提供しているのなら、利用者からしたら会社なんてこの世に一つで良いわけですよ。
また、働く環境や条件、仕事内容が同じなら会社員にとっても、会社は一つでいい。
色んなニーズを満たすために多様化していくのが自然ですよね。
ところが、「多様性が大事」という割に、「他所と違う!」と言ってしまいます。
日本人って面白いですねw
待つのが苦手な僕は「大戸屋の提供時間はサイゼリヤと違ってめちゃくちゃ遅い!」ってブツブツ文句を言ってしまうタイプです。
まぁ、そんな僕は、「やよい軒」に行くべきなんでしょうね。
多様性、バンザイ!
著者/市川 厚(いちかわ あつし)
株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/
LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/
<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。