その231「退職代行サービスを使ってくるなら、こっちにも考えが・・・というわけがわからない時代に突入するのか!?」

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なぜこんなツマラナイものにこだわるのだろう。そういう「ちょっと変わった人」っていますよね。市川さんはまさにそういう人。でもそういう人が今の時代にはとても大事。なぜなら一見ビジネスになんの関係もなさそうな、絶対にお金にならなそうなものが、価値を生み出す時代だから。凝り固まった自分の頭をほぐすために、ぜひ一度(騙されたと思って)市川ワールドへ足を踏み入れてみてください。

「退職代行サービスを使ってくるなら、こっちにも考えが・・・というわけがわからない時代に突入するのか!?」

 

近年、退職代行サービスを利用する人が増えているようですね。
周囲の経営者からも「退職代行の会社から、社員の退職願がきた」という話を聞くようになりました。
そんな彼らは皆、「そんなの自分で言ってくれよぉ」って嘆いていますね。

退職代行サービスを利用したことがある人に対して、その理由を聞いた調査があって、それによると・・・

そもそも、退職って言い出しにくい。
でも、すぐに退職したい。
人間関係も悪いし、パワハラやセクハラの被害にあっている。
退職を伝えたけど、認めてもらえなかった。

・・・みたいな理由だそうです。
一方、利用したことがない人への調査もあり、利用しない理由は・・・

そもそも、退職意向は自分で伝えるべき。
だって、お世話になった会社や同僚に失礼。
それにモラルや礼儀がない、無責任だと思われるのが嫌だ。
円満退社したい。

・・・みたいな感じだそうです。
サービス利用者と正反対です(苦笑)
調査分析でも触れられていましたが、どうやら上司や同僚との人間関係に大きな違いがあるようですね。

冒頭の経営者の話に戻ると・・・彼らの会社は人間関係が悪いのでしょうか(汗)
まぁ、退職代行サービスの利用者は2%くらいだそうですから、そういうわけじゃないんでしょう、きっと。
ただ、2%ということは、この市場はまだまだ大きくなるのかもしれませんね・・・
となると今度は、会社に代わって、辞意を代わりに受け取るサービスがでてきませんかね!?
「ちょ、ちょっと待って!弊社は辞意受取サービス使っているから、一旦そこに連絡して!」みたいなね。
辞意を受け取るのって結構ショックですから、「代わってもらえるなら、代わってもらいたい」という需要はあると思うんですよねぇ。

ところで、就業規則で「会社を辞めるときに退職代行を利用することを禁止する」と記載する企業も出てきているとのことですよ。
そして、そういう会社を辞めるには、まず弁護士に相談しましょう!って弁護士事務所が発信していますw
いやぁ、もう、わけがわからない時代になりましたよね(汗)
 

 

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著者/市川 厚(いちかわ あつし)

株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/

LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/

<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。

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