この対談について
健康人生塾の塾長にしてホリスティックニュートリション(総括的栄養学)研究家の久保さんと、「健康とは何か」を深堀りしていく対談企画。「健康と不健康は何が違うのか」「人間は不健康では幸せになれないのか」など、様々な角度から「健康」を考えます。
第103回 遅延型アレルギー検査って、何?
第103回 遅延型アレルギー検査って、何?

以前、私が遭遇した「パイナップル事件」の話、覚えていらっしゃいますか?(笑)

そうそう(笑)。それで「遅延型アレルギー検査」をしたらパイナップルに反応が出て、アレルギーだったのかと初めてわかって。逆に言えば、これまでの人生ではパイナップルを食べて問題が起きたことがなかったんです。

以前リーキーガットの話をしたの、覚えています? 腸壁が広がっていることで、本来なら体内に入ってこれない物質が腸を通過してしまうという症状なんですが。

で、遅延性のアレルギーが出る方って、腸に問題がある場合が多い。つまりリーガーキットである可能性が高いわけです。実際アメリカのお医者さん方やホリスティックの方々はそう考えるんですが、ところが日本のお医者さんってなぜかリーキーガットをあまり認めたがらないんですね。「根拠がない」とか「嘘の情報だ」という立場をとられている。

そちらは、下手をすれば命に関わるような、すぐに対処しなくてはいけない激しいアレルギー症状が出るからだと思います。だからお医者さんも無視できない。ところが遅延型アレルギー検査って、その名のとおり「遅れて出てくるアレルギー反応」なので、アレルギーの原因が特定しづらいんですよ。

そうなんです(笑)。さらに言えば遅延型アレルギー検査って「病気にならないための検査」なんですよね。つまり、前回も出ましたけど、「病気になってくれないと困る人たち」がいるのかも…(笑)。

そうですね。一応、自分で採血してアメリカに送るというキットもあるんですが、ご自身で採血するのは大変だと思いますので。検査後のフィードバックも含めて、私も大変お世話になっている『赤坂溜池クリニック』さんでやっていただくのが最適かと。

なるほど。ではご興味のある方はぜひ久保さんにご連絡をされてみてはいかがでしょうか?
対談している二人
久保 光弘(くぼ みつひろ)
健康人生塾 塾長/ホリスティックニュートリション研究家
仙台出身、神奈川大学卒。すかいらーくグループ藍屋入社後、ファンケルへ。約20年サプリメントの営業として勤務後、2013年独立し「健康人生塾」立ち上げ。食をテーマにした「健康人生アドバイザー」としての活動を開始。JHNA認定講師・JHNA認定ストレスニュートリショニスト。ら・べるびい予防医学研究所・ミネラル検査パートナー。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。