“生粋の商売人”倉橋純一。全国21店舗展開中の遊べるリユースショップ『万代』を始め、農機具販売事業『農家さんの味方』、オークション事業『杜の都オークション』など、次々に新しいビジネスを考え出す倉橋さんの“売り方”を探ります。
第124回 社長がスケジュール管理を「人に任せない」理由

以前Xでもポストされてましたけど、倉橋さんってスケジュール管理を人に任せてないんですよね。

でしょう? だったらその場で自分でパパっと入れたほうが早いんですよ。それがもう癖になっちゃって。今の時代、夜にスタッフへ電話したりLINEしたりするのはコンプラ的にもよくないし、あと僕は移動距離がすごいので、スケジュール調整がいわゆる「パズル」なんです。

ええ。この移動ならここにねじ込める、みたいな感覚って、自分じゃないとわからない。だからこそタイムマネジメントは自分の支配下に置いておきたいんです。さらに言えば、経営者のスケジュールって、どこからが仕事でどこからがプライベートか、線引きが難しいじゃないですか。

ほう、逃げ場のない上空でのマンツーマンミーティングですね(笑)。そういう移動はいいとして、「倉橋社長に会いたい」っていう外部からのオファーも多いんじゃないですか。取材や商談も、全部自分でさばいてるんですか?

いえ、それはさすがに大変なので、一般的な窓口は「役員秘書を通してください」ってアナウンスしてます。そこで秘書が「この人は会う価値があるな」と判断したものだけが、僕のところに上がってくる仕組みですね。
対談している二人
倉橋 純一(くらはし じゅんいち)
株式会社万代 代表
株式会社万代 代表|25歳に起業→北海道・東北エリア中心に20店舗 地域密着型で展開中|日本のサブカルチャーを世界に届けるため取り組み中|Reuse × Amusement リユースとアミューズの融合が強み|変わり続ける売り場やサービスを日々改善中|「私たちの仕事、それはお客様働く人に感動を創ること」をモットーに活動中
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。


















