では、質問いきます。
はい(笑)
えーとですね、これは経営者かな。
やる気なくなった。
(笑)。経営者だと思います。質問だけ来てますが。
「経営者だと思います」ってなんだよ(笑)
いや、質問だけなんで。
(笑)
コロナ融資でキャッシュがあまっている経営者たちが数多くおりますが、銀行ではなく彼らから融資という形で借りることはできるのでしょうか?その場合、利率の上限は法律で決まってるとは思いますが、下限は決まっているものなのでしょうか?そもそも金融機関ではない方から融資という形で調達する場合、金額の上限などあるのでしょうか?そもそも何もわかっておらずの質問です。きっと、経営者じゃないですね。
「そもそもオジサン」だね。
ですね。
そもそもあなたには貸しませんって(笑)
実際この方は、個人からというよりも、「お金があまってる法人から借り入れるという意味で」という質問ですね。
そうね、うん。どういう状態かぜんぜんわかんないけど、銀行から借りにくい人なんだろうなと思うから(笑)
たしかに(笑)
そうだよね(笑)。たぶん上限以上でしか借りれないんじゃないかと思うんですけど。
上限以上?
トイチとかさ。
あ、そういうことね、はいはい。でも普通に、たとえばわかりやすく、大久保先生のColorzさんから、私が借りることはできるんですか?
トイチでいい?
トイチ?ちょっと待って。交渉してないです(笑)
なにが?(笑)いや、欲しいのかなって。トイチぐらいなら。
「トイチでいいよ」じゃねーし(笑)。こえーわ。
そんな危ない会社にさ……
おい!(笑)
年利365パーセントだから、うち(笑)
(笑)。そうだよね、トイチってそんな高いんですね。
高い。だからコンサル料とかでもらうよね、だいたい、うちが貸すとしたらね。
はいはい。
いや、「貸さねーよ」ってツッコめよ(笑)
え?
いまの違法だろ(笑)
いやいや(笑)。実際にどうなんですか?
上限の話すると、金融機関から借りれない人が、前回株とか投資とかあったけどさ、投資とかじゃなくほんとに金で返せよっていう人は、貸すとしたら、やっぱメリットある金額じゃないと貸さないだろうから。そうなってくると、金融業の年利の上限が29.2%、でも、俺らは金貸しじゃないから109パ%までいいんじゃない?109.5%。
あ、そんな上げれるんですか。
でも、それ以上、トイチだと違法になるもんね、365%だから。
うんうんうん。
そうすると、違法分を……あの……(笑)……違法分をコンサルフィーでもらうっていうので。
それ違法やん(笑)
だから違法よ(笑)。うちはやんないよ?それ。
違う、違法の話今日は聞いてないです(笑)
あ、そうなんだ(笑)
違法じゃない質問(笑)。回答がなんで基本違法なの(笑)
いや、この人が借りるとしたら、たぶんそんぐらいのレートになんのかなと思って。
あ~。
いや、わかんないよ。この人のこと何にも知らないから(笑)
ああ、寄せてるんですね。じゃあ、もう普通にいきましょ。
円道に貸すとしたらトイチぐらいじゃん。
だから!もう(笑)。心痛いわ(笑)
危ないもんね。「こんにちは」も言えない人に貸さないよ。はい。
「はい」じゃない(笑)
で、この人の質問はなんだっけ?
えーと、そもそも、まず貸せるのか・貸せないのか。借りていいのか。
貸せるよ、もちろん。
総額のグロスの上限はあるんですか?
え、どういう意味?
金融機関じゃない方というか、例えば、大久保先生が貸す場合に、それこそ「10億以上は貸しちゃだめ」みたいな意味じゃないですか。
いや、ないよべつに。銀行に怒られるだけじゃん。
まあ、たしかにね(笑)
(笑)。無借金経営でやってて、金あまっててあまってて「友だちに貸します」なんつったら、たぶん誰も怒んないんじゃない?ただ、レートをどうするかっていうのはあるんだろうけどね。あんまりにも安いと「寄付じゃねーか」みたいな話もあるんだろうけど。
はいはいはい。あ~、そこで?なるほど。
だからそういう意味じゃ、下限っていうのは「銀行から借りてる率以上はもらえよ」って思うんじゃない?一般的に。
あ~、なるほど。
そうじゃないと貸さないよね、普通。
けど、これはたしかにコロナ融資前提でしたけど、単純にその企業がキャッシュリッチで「現金めっちゃ持ってます」だけで貸す場合って、べつに金融機関は関係ないじゃないですか。
そうするとね、たぶん国税局が、役員の貸付とかのときは「利息ちゃんと取れよ」みたいな話があって。
あ、はいはいはい。そうですね。
うん。だから、ある程度根拠はあったほうがいいんだろうねっていう。
うんうんうん。なるほどね。
そうじゃないと「4%ぐらい払え」みたいな。今はよくわかんない規定になってたはずだから。
ほぉほぉほぉ。役員貸付?
うん、何もなければ。「銀行調達レートだったらいい」っていう話があるんだよ。だから調達しとくっていうのは手だよね、根拠としてね。
そうなんですか。調達してないと4%って、結構高いっすね。
4%とかだったと思うけど、やっぱ時代に合ってないんだよね税法が。もう、なんかさ、まじめに勉強してたときに思ったけど、10万以上資産計上ってクソ面倒くせーなって思うもんね。
一時期、iPhoneが10万を超えだしたときに、やたらぜんぶ資産になって大変でしたよね。
いやほんと。大変だよね。エルメスなんかぜんぶ資産になっちゃうね。あ、経費計上でいいのか…(笑)
そこはそもそもな……
いや、わかんない、経費かもしれない。
いやいや、いいっす。そこの議論は今日はしないです(笑)
(笑)。なんだっけ?それで、えーと……
なので、まず上限は。
下限はないというか、たぶん下限があって怒られるとしたら課税庁になるんだろうから、税務署に文句言われない利息であれば問題ないし。まあ、そもそも自分が借りるレート以下で貸す人はいないと思うからね。
まあ、そうですよね。それこそ「寄付やん」みたいなのに近くなっちゃいますよね。
そうそそう。まあ、そこは現実的には起こらないと思うから。
で、上限もないと。
上限もべつにない。貸金業者が個人に貸すときの総量規制みたいのはあったと思うけど。
はいはい。
返せなくなっちゃうから、年収の3分の1かな、とかまでしか貸しちゃだめよみたいな、全体でね。でも、会社の場合はないよね。いくらでも借りたっていいわけだし、銀行だって、いっぱい貸す人は貸すわけだから。
なるほど。ここまで話して、じゃあ大丈夫なんだっていうことはわかったんですが、最後に、実際どうなんですか?だったら「銀行で借りれるなら借りたら?」っていう話ですか?
銀行から借りれない人がこういうことを考えて、それに貸してくれる優しい人が消費者金融とかなわけでしょ?29%ぐらい取るけど。で、もっと優しい人がヤミ金っていうね。
……(笑)
消費者金融にも貸してくれない人に貸してくれるっていう優しいヤミ金が……
いや、社会構造は聞いてないです(笑)
違うの?(笑)どういうこと?
いや……いや、そのとおりなんですけど。
貸倒れリスクが高いから、金利は高くならざるをえないもんね。
はいはい。なので、借りること自体は「貸してもらえるならいいんじゃないですか」というところですかね。
そうね。その人たちからかき集めてね。
実際どうなんすか?大久保先生たちのまわりの経営者たち、元気な人もいっぱいいるじゃないですか。「いや、いいよ。うちが……」……でも、その場合は投資ですよね。出資になるか。
いや、でも、あるよね貸付も。で、だいたいあれだよね、返ってこないよね(笑)
(笑)。いやあ、そういう実績があったんですね。
うん、実際はね。だいたいそうよ。
そうですよね。
うん。「この貸付なんですか?」って言うと結構悲しい顔になるもん、みんな。
(笑)
怒りか、どっちかよね(笑)。遠い目をするか。
非常にスッキリしたところで、今日のあたりはここで終わりたいと思います!
はい(笑)
ありがとうございましたー。
ありがとうございまーす。