ネットの履歴書
第25回『webから生まれる現実』

株式会社ソルナが開発した究極の履歴書。それがネットの履歴書』これまでの履歴書や職務経歴書とは何が違うのか。なぜ究極と言えるのか。その秘密に迫ります。

小さなブルーオーシャンを追え
〜ネットの履歴書〜

第25回『webから生まれる現実』

 

安田

2ちゃんねるって、ウソばっかり書かれてるイメージですけど。

三澤

2ちゃんねるに限らず人のうわさ話って、誇張されたりするもんですよ。

安田

じゃあ2ちゃんねるが悪いわけじゃないと。

三澤

情報に踊らされないためには「スキルと人間性が大事」って言ってましたね。

安田

それは誰が?

三澤

ひろゆきさん。

安田

「2ちゃんねる」をつくった人ですよね?

三澤

そうです。

安田

スキルはともかく人間性が関係しますか?

三澤

ウソを見極めるための感性みたいなものでしょうね。孫さんとかホリエモンとかは、そういうスキルに長けてるそうです。

安田

ウソを見抜くスキルってことですか?

三澤

本質を捉える力っていうか。もちろん完璧ではないでしょうけど、そのへんの人に比べれば「これは本当かな」と考えるスキルが高いと思うんですよ。

安田

なぜその二人はスキルが高いんでしょうね。

三澤

一流の経営者っていうのは、みんな高いんだと思います。

安田

それはどうして?

三澤

そういう人の周りには、ある意味「だましに来る人」も多いじゃないですか。

安田

確かに。詐欺師みたいな人が、いっぱい集まって来ますからね。

三澤

「これは乗っかっていい」とか「乗っかってはダメだ」とかも含めて、見極める力が必要。もうけ話を全部信じてたら会社が潰れてしまいます。

安田

もうけ話っていかにも怪しいですよね。「そんな美味い話はないよ」みたいな。でもニュースに関しては、なかなかわかりにくいですよね。本当かウソかって。

三澤

どんな情報でも「ノーブレーキ」で信じるのはよくないです。

安田

ノーブレーキ?

三澤

熊本で「ライオンが逃げた」っていうフェイクニュースがありましたよね。

安田

ありましたね。悪気なく、たくさんの人が拡散しちゃったやつ。

三澤

ああいうニュースも「ちょっと待てよ、これ本当なのかな」って、キキッとブレーキかける必要がある。

安田

どうやってブレーキをかけるんですか?

三澤

よく見れば、あれ外国の写真なんですよ。写ってる車とか街並みが日本風じゃない。よく見ればわかる。

安田

なるほど。一旦ブレーキをかけて、よく見てみると。

三澤

そう。一度立ち止まればいいんですけど。多くの人は反射的にリツイートしちゃうんですよ。それがとても危険。

安田

良かれと思ってやるんでしょうね。

三澤

フェイクニュースって、普通のニュースの1.7倍リツイートされるんですよ。

安田

それは、フェイクとわからずにリツイートしちゃうってことですか?

三澤

そうなんです。皮肉なことに上手なんですよ、ネタとして。ライオンの話もそうですけど、盛り上がりやすい。

安田

それにしても一瞬でしたよね。広まるまで。

三澤

世界中に情報が広まるのに「6人たどればつながる」と言われてますから。

安田

え!たった6人ですか。

三澤

はい。それだけネットの拡散力って凄いんですよ。

安田

6人がリツイートし続ければ世界中に広まっちゃう。あっという間ですね。

三澤

あっという間なんですよ。1.7倍で6乗にすると。

安田

じゃあ、早すぎるから止められないってことですか?

三澤

そうなんです。24時間ぐらいかけてジワジワ広がっていくニュースなら、止めようがあるんですけど。

安田

1時間で世界中に広がるスピードだったら、止めようがない。

三澤

はい。無理ですね。

安田

これをビジネスに生かせたら凄いことになりそうですけど。

三澤

そうなんですよ。プラスに使えばいいんですけど。

安田

でも、そんな凄いフェイクニュースをつくる腕前があったら、簡単にお金を稼げそうな気がするんですけど。

三澤

あの方たちは、あんまりお金に興味がなかったりするんです。

安田

もったいないですね。ちゃんと仕事に活かせばいいのに。

三澤

まともな人はGoogleとかに行きますね。

安田

いま、いちばん高く売れる技術ですよ。初任給1,000万とか払ってもらえそうな技術ですけど。企業のために働くのが嫌なんですかね。

三澤

嫌なんでしょうね。海外だったら初任給から1,500万とか稼げるんですけど。

安田

そうですよね。

三澤

ただ、稼ぐ人は学生のときからもう稼いでます。

安田

ゲームで3億円稼ぐ人もいますもんね。

三澤

いましたね。もう就職とかする気しないでしょうね。

安田

プロスポーツ選手より稼げますか?

三澤

だって賞金総額50億円ですよ。あらゆるスポーツの中でも桁が違いますよ。

安田

eスポーツがトップになるかもしれない?

三澤

はい。ちょっと違和感ありますけどね。優勝者のコメント聞きました?

安田

いや、聞いてないです。

三澤

「これまでの努力が報われてうれしいです」って。

安田

努力という言葉に違和感があると。

三澤

努力はしたんでしょうけど。やっぱりちょっと違和感があります。

安田

「ゲームやってただけだろ」みたいな?(笑)

三澤

はい(笑)

安田

努力の定義もこれから変わって行くんでしょうね。

三澤

そう思います。

安田

食べ物がなくてみんな忙しいときに野球の練習してたら、「ふざけんなよ」ってことになりますからね。

三澤

ゲームすることが努力になるんだから、それだけ世の中が豊かになって来たってことです。

安田

それで稼げるようになったら、ゲームすることも努力になるってことですよね。野球やサッカーの練習をするのと同じ。

三澤

でも商売として考えたら、ゲームはすごく効率がいいですよ。

安田

それはどうして?

三澤

世界中にファンがいて、競技人口もすごく多くて、どこでも開催できて。広告宣伝効果はすごくいい。

安田

確かにそうですね。あれだけ賞金を出せるってことは、それだけの効果があるんでしょうね。

三澤

昔のテレビゲームと違って、ネットでつながってるので広がりがあるし、飽きないんでしょうね。

安田

じゃあeスポーツはまだまだ広がっていきますか?

三澤

オリンピックみたいになるかもしれないですよ。国どうしの対抗戦とか。

安田

オリンピックほどお金がかからないし。

三澤

 eスポーツだけじゃなく、いろんな仕事がWebの中で生まれるでしょうね。

安田

Webの中の花屋さんとか。Webの中の洋服屋さんとか。

三澤

想像もつかないようなビジネスが増えていくと思います。

・・・次回へ続く・・・

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