其の九十参 ジムってなに?

イノベーションカードが知らせる

本日の斬り口:なぜあなたがやるの?
ーーーー

おっと、
イノベーションカードは

なぜ、あなたがやるの?

かー。冒頭のレディの
疑問に応えるかのような
カードが出ちゃったな。

イノベーションカードは
こういう符合することが
起きやすいでござるよ。

ってことで、

ジム

か。これは

ジムなんちゃら

のような
名前ではない。

ジム職

のような
お仕事カテゴリーでもなく

フィットネス

のジムとして
捉えていくでござる。

日本で

スポーツジム

とか

フィットネスクラブ

と呼ばれる施設が
ぐぐぐっ!と
市場に登場してきた
きっかけは

東京オリンピック

らしい。

ーーーー
もちろん

前回の東京オリンピック

のことだ。
スポーツの祭典のために
新幹線が走ったり、
ビルが建ったり、
駅から痰壷が撤去されたり
立ち小便が減ったりと

国民的変化

が起こったと
世を忍ぶ
仮の祖父母から
聞いたことがある。

そんな変化を
生み出し
沸きまくった
前回の東京オリンピック。

この熱が冷めやらぬとき

フィットネスクラブ

が一気に誕生した。

次のオリンピックに向けて

金メダリストを育てる

ことが目的だったらしい。
でも、そこは定石で、

アメリカ文化

が入ってくる。

エアロビ
ジョギングなどの
日常のスポーツ習慣文化が
上陸し、

健康になる

とか、

美しくなる

ために、多くの人が
ジムに通いはじめた。

ーーーー
そもそも

ジムで運動する

とは一体
なんであろうか。

たとえば、

剣術を上達させる

ために
素振りをする。

とか、

エベレストに登る

ために、
足首に重りをつけて
歩く。
とかと、
全く違う。

健康

とか

が目的で
その過程を

体脂肪が○パーセント
代謝率が○○
ウエストが○センチ

といった数値を
作っていくことで
確認する。

それら数値データの
集まりが

健康の証

なのだ。

これだけ健康になったよ

ってことを
数値で示してくれる場所。
それがジム。
ってことだろうか。

汗をかくと
リフレッシュする

という感覚を
得られる場所。
それがジム。
ってことだろうか。

おすすめプロテインや
サプリを飲んで、
自分を調整する

ということを教えてくれる。
それがジム。
ってことだろうか。

それが、健康って
やつなのだろうか。

ーーーー
ジムで得る
健康とは

筋力

とか

柔軟力

とか拙者の大嫌いな
スポーツテストと
同じような項目で
成り立っていて、

それらの項目を
納得のいく数値で
満たしていくこと。
なのだろうか。

施設の中で
繰り返す
身体運動の数々。

人工的な空間で
マシーンに身を委ね
自分の身体を
機械のように
動かし続ける。

ーーーー
ってことで

ジムとは、身体を鍛えるための施設ではない。

ジムとは

不確定要素を排除した予測可能な世界

でござる。

拙者、ジム・モリソンの「最も恐れているものに自分をさらせ」って言葉が好きでござるよ。

 

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パンダ侍のプロフィール

あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。

育ての先生の
気まぐれから、

こやつは笹薮から
世間に出してみよう

ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。

ある日、笹かまを食べ、

こ、これは笹ではない

と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、

本質を見定めよ。

と天啓をうける。

それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。

腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、

侍だったんですねー。

と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。

 

 

生息地:世田谷区界隈ときどき旅
職業:パンダ侍
特技:白黒和合流そもそも斬
苦手:常識、規則、喧騒、争い
好物:笹かま
信条:昼寝と愉快を選ぶ

執筆者:小野裕子

食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。

ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント

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