イノベーションカードが知らせる

本日の斬り口：似ているものを探してみる　
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かわいく美しいリボン。
その歴史はかなり古い。

新石器時代の
石像や、
クレタ文明の
フレスコにも
洋服の胸もとや腰に
ベルトがわりに
結ばれている。

古代エジプトでも
王族の服装や
装飾品に
リボンは活用されていて、

高貴な存在

を象徴する
モチーフだったでござる。

いずれにせよ

結ぶ

という実用的な
側面を備えている。

これが、

飾り

として扱われるようになった。

結ぶ

という実用性は
まったくなくなって、

衣服の縁取りや
帽子を彩る役割が
変化した。

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それらの飾りは
宮廷の男性たちに
広がりをみせ、
男性の衣類や
アクセサリーなどの
装飾物に
リボンが大活躍する。

リボンが女性の
服装に戻ってきたのは
ロココ時代。

可憐さ

が重要視されるとき
リボンがあらゆる
デザインで重宝される。

現代では、もはや

装飾

の域さえ超越し
社会活動や
社会運動の

シンボルマーク

としてリボンは
物体ではなく、
イメージとして
多用されている。

たとえば、

ピンクリボン運動
パープルリボン運動
オレンジリボン運動
レッドリボン運動

など、社会運動を
表すデザインは
その名からも
想像できるように
すべてリボンでござる。

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人類の歴史のなかで
その時代に応じた場で
活躍をし続ける

リボン

新石器時代の男も
結んでいたリボン。

宮廷の男性たちが
こぞって自分を
飾ったリボン。

ロココの女性たちが
自分の可憐さを
演出したリボン。

明治時代の
女子学生の
頭髪を飾ったリボン。

包装された
お菓子箱に
巻かれるリボン。

社会運動の
シンボルはリボン。

と、リボンってやつは
凄まじく
生命力が強い。

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リボンの形状を
まじまじと
見ていると、
拙者は２つのことに
似ていると思う。

ひとつは

無限大ループ

もうひとつは

トーラス構造

でござる。

これらは、

つながり
循環

を示しているでござる。
拙者が思うに

∞

と、無限大マークは
トーラス構造の
輪切りのようだ。

つながり
循環

は自然の摂理。

リボン

ってやつは
これをプンプン
匂わせている。

リボン形状が
時ともに
移り変わりながらも
長持ちしている理由は

自然体

であるからだと
拙者は思うでござるよ。
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ってことで
リボンとは、飾りではない。

リボンとは

自然摂理に基づいている記号

でござる。

拙者、アイスクリームのキャラメルリボンが好きでござるよ。

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