イノベーションカードが知らせる
拙者、ゴリラに魅かれて
ゴリラのいろいろな
エピソードを
集めていたでござる。
そのなかで、
らしさド直球
なエピソードを
2つ、共有したい。
1つは、ケンカの
おさめかた。
ケンカの多くは
オス同士が起こす。
オスとオスが
互いに距離をとって
睨み合い、
大きな音を立てて
威嚇しあう。
今にも殴り合いを
始めそうなオスたち。
その極度に緊張が
高まった、
睨み合いの間を
遮るように
子どもゴリラ
メスゴリラ
がゆったりと歩き
通り過ぎる。
するとオスたちは
子どもやメスに
遮られたんじゃ
しょーがない。
お互いひこうぜ。
という雰囲気になり
互いに自分の
身の回りの植物などを
ふりまわすなど
高まった気分を
発散して静かに
その場を離れていく。
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2つ目は、殴るゴリラ。
野生のゴリラを
撮影するカメラマンが
あるオスゴリラに
焦点を定めて
撮影をしていた。
シャッター音が
わずわらしいゴリラは
手で払うような仕草をしたり
カメラに背を向けたり
カメラマンから離れたりして
ちょっとうるさいよ
静かにしてほしい
というサインを
出し続けていた。
しかーし、
カメラマンはそれを
無視して、しつこく
しつこく、しつこく
付き纏った。
もういい加減して
とゴリラが
カメラマンに
パンチを繰り出した。
その瞬間の表情を
写真におさめることが
できたのでござる。
その表情は
怒りではなく諦念
禅の高僧を思わせる。
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この2つの
エピソードは
拙者のお気に入り。
これらから
拙者は
ゴリラらしさ
を感じるでござる。
らしさっていうと
能力の強み
や
性格
のようなものを
思い浮かぶ人が
多いと思われるが、
拙者が思うに
らしさが最も
発揮されるのは
ストレスが
増したときの
行動
でござる。
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ってことで
らしさとは、職業に結びつかせる要素ではない。
あなたの行動判断
でござる。
拙者、ゴリラが拳ではなく掌で胸を叩くってことも伝えたいでござるよ。
パンダ侍のプロフィール
あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。
育ての先生の
気まぐれから、
こやつは笹薮から
世間に出してみよう
ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。
ある日、笹かまを食べ、
こ、これは笹ではない
と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、
本質を見定めよ。
と天啓をうける。
それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。
腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、
侍だったんですねー。
と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。
食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。
ツクリビト株式会社 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)一般社団法人ビーイング・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント