こんにちは。安田佳生のゲリラマーケティング ナビゲーターの栃尾江美です。
安田佳生です。
はい。今月は金子あゆみちゃんがお休みとなりますので、代わりに一言述べたいと思います。先日すごくおしゃれなおじいさんを見たんですけど、おしゃれな人とそうじゃない人の境目ってどこにあるのかなって思いました。
へえ〜。
背の高いおじいちゃんで、すごいすらっとしてました。持ち物も着ているものも全てセンスが溢れてて。
おしゃれな人って清潔感もあるんでしょうか。
その人は清潔感もありました。でもオシャレな人って、汚っぽいけど実は清潔な人みたいな感じがしますよね。
おしゃれで清潔感のないおじいちゃんと、おしゃれじゃないけど清潔感のあるおじいちゃんだったら、清潔感の優先順位が高いですよね。
オシャレなおじいちゃんって清潔なんじゃないかな。そんな人しか見たことない気がします。
なるほど。オシャレなおじいちゃんは清潔感もあるっていう。ということで今月は金子さんが激務のため。
激務のため。
出演が厳しいということで。みんなに忘れられないために栃尾さんが代わりにやってみました。
やってみました。はい。
今日は2人でがんばりましょう。
よろしくお願いします。今日は質問いただいているんですよね。ありがたいことに。では読みたいと思います。安田さん、毎週楽しいメルマガありがとうございます。メルマガに「夫婦関係を維持、向上させるには、相手の要求を的確に理解し、期待以上に応えることが前提」と解釈できる話がありました。そこで具体的にどのような対応されているのか可能な範囲で教えてください。以下の内容は、過去のメルマガから推測したアクションです。
①家族で一緒に旅行するため年初に1週間程度の休暇を入れて必ずどこかへ連れて行く
②いつも子供の予定を優先して妻にフリーな時間をつくってあげる。
③平日か休日、家族のご飯を作ってあげる。
これらの質問をした理由は私もバツイチで2回目もフルリモートながら仕事を優先せざるを得ない環境の結果、妻や家族と喧嘩が絶えず、9歳と4歳の子供に悪影響を及ぼしており、なんとかしたくお力を借りればと思いメールしました。ということでございます。
なるほど。どうですか?奥様の立場からすると。家族旅行に年1回、1週間程度。子供の予定を優先して、妻に自由な時間も作ってあげて、平日か休日に家族のご飯も作ってると。これは合格なんでしょうか、不合格なんでしょうか?
これをやってらっしゃるわけではないんですよね。きっと。
そうですね。やったとしたら合格点でしょうか?
私は2と3が嬉しいかな。
妻にフリーな時間を作ってあげる。ご飯も作ってあげる。
でも、最初はすごく嬉しいかもしれないけど、当たり前になっていってしまうかも。旅行については「旅行に連れてってあげる」という言い方もちょっと気になるんですけど。
「あげる」っていう部分ですね。
「一緒に行く」じゃなくて「連れて行く」なんだなと。
その辺に気持ちが現れてますよね。本来は自分の仕事じゃないんだけど、家族でうまくやっていくために「やってあげる」みたいな。
そうですね。「〇〇してあげる」ってあんまり言われたくないと思いました。あと旅行に「連れて行く」っていう言い方も。
言い方以外はどうですか?
う〜ん。旅行に行っている間の振る舞いが大事なのであって、「旅行に連れていってるからいいだろう」みたいになってしまうと逆効果かなという気がします。
なるほど。旅行の準備とかもそうですよね。全部奥さんがやって旅行中も戦力にならなかったら、奥さんしんどいだけですもんね。
そうですね。結局、家事をするとか、そういう役に立つということよりも、一緒にいる時間が楽しいとか、笑顔が多いとか、ねぎらいの言葉をかけているとか、そういう時間の過ごし方が大事なんじゃないかなと思います。
この方は我々と同じバツイチだそうですが。
いつもそこを強調しますよね(笑)
栃尾さんは三行半を叩きつけた側ですけど。
叩きつけ。ひどい言い方ですが。はい。
子供のことを考えても、うまくやっていきたいわけですよね。この方は。
そうですよね。
何をしたらいいの?ってことですが。
うんうん。
たまにSNSで見かけるんです。自分はここまでやってるのに妻は不満ばかり口にすると。子供を幼稚園に送っていって、家事もできる範囲で手伝って、私が妻の立場だったら余裕だよ。みたいな。
はい。
僕もそうなんですが男ってこういう風に考えてしまいがちで。どっちがたくさんやっているとか。だけど、そういう発想はダメなんでしょうね。
そうですね。議論が進まない感じがしますよね。
お金も稼いで、家事もここまで手伝って、それでも不満だったら「それは相手が悪い」と考えてしまう。
はいはい。でも相手によるじゃないですか。たとえば体が弱いとか。すごく片付け物が苦手だとか。
そうですよね。結婚って基本的に助け合いなので。相手が何に困っていて、どういう気持ちで、どうしてあげたら1番楽になるのかってことを日頃考えているかどうか。ここが大事なんでしょうね。
「相手の要求を的確に理解し」と安田さんのメルマガに書いてあったということですが。相手の要求については何も書かれてないですね、このメールには。
僕も同じなんですが仕事と同じように考えちゃうんですよね。「どっちの貢献度が高い」「どっちが難しいことをやってる」みたいに。
はいはい。
その発想自体が良くないんでしょうね。相手も同じ価値観なら上手くいくんでしょうけど。
そうですね。でもうまく行ってないってことは、多分そこの価値観がずれるんでしょう。発想を変えていかないと。
思いやりみたいなものが見えないんですかね。私に思いやりがあるかどうかはちょっと置いといて。
置いときましょう。
家事や育児の負担が大きくても「この人は私のことをすごく一生懸命に考えてやってくれてる」と感じれば、そんなにフラストレーションたまらない気もするし。
うんうん。
「どこまでやれば相手は満足してくれるのか」という発想を一旦ちょっと横に置いといて。
そうですね、プラスとかマイナスとかを考えないで。
栃尾さんはどうですか?気持ちの問題なのか、それともちゃんと行動で示して欲しいか。
行動は大事です。大事ですけど「家事分担が何割」とかいうタイプではないですね。
本当は結婚する前に価値観を擦り合わせるべきなんでしょうね。だけどもう結婚しちゃったわけだから、子供もいるんだから、相手の価値観に合わせるしかないですよ。
そうですね。
「給料さえ持って帰ってくりゃ一切気にしません」という人も世の中にはいるでしょうし。
いるんですかね。
どうなんでしょう。ということで、おまとめをお願いします。
まとめにくい(笑)まず「してあげる」っていう言い方をやめていただいてですね。旅行も「一緒に行く」とか「一緒に行きたい」とかにして。で、気持ちや価値観のところから、ちょっと考え直してみてはどうでしょうか?って感じですかね。はい。
はい。ということで、本日は以上です。ありがとうございました。
ありがとうございました。
みなさんからの質問をお待ちしています。質問がある方は境目研究家安田佳生のホームページ(安田佳生ドットコム)からお申し込みください。では来週もお楽しみに。
*本ぺージは、2024年5月8日、ポッドキャスト「安田佳生のゲリラマーケティング」において配信された内容です。音声はこちらから
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