住宅業界(新築・リフォーム・不動産)の「課題何でも解決屋」として20年以上のキャリアを持つ株式会社ランリグが、その過程で出会った優秀な人材を他社に活用してもらう新サービス『その道のプロ』をスタートしました。2000名以上のスペシャリストと繋がる渡邉社長に、『その道のプロ』の活用方法を伺う対談企画。
第56回 家を買うのにモデルハウスは必要か
ああ、なるほど。1棟なり2棟なりを実際に建ててしまって、現地見学会のような感じで見せるわけですか。
そうそう。あるいは既に購入された施主さんにかけあって、1週間くらいモデルハウスとして借りる、みたいなことをしたり。
あ、そういうところはもう出てきてますよ。お客さんの方もバーチャル体験を当たり前のものとして受け入れつつあります。もちろん、「どうしても現物を見ないと決められない」という人もいるので、リアル展示場が完全になくなることはないでしょうけど。
へぇ、皆さんそれぞれに工夫されてるんですね。ちなみにバーチャルとリアルだと、どちらの方が決まりやすいんですかね? 家づくりに何を求めているかによるのかもしれませんけど。
まぁそれはそうでしょうね。細かいところまで全部自分たちで選んだわけですから。
そうなんですか! そのコストの差は相談料というわけですか。
なるほどなぁ。その違いが満足度につながっていると。バーチャルでもリアルでも、「自分たちで決めた」というプロセスを経ることが重要なんでしょうね。
対談している二人
渡邉 昇一(わたなべ しょういち)
株式会社ランリグ 代表取締役
1975年、大阪市に生まれる。大学卒業後、採用コンサルティング会社ワイキューブに入社。同社の営業、マーケティングのマネージャー、社長室長及び、福岡などの支店立上げを担当し、同社の売上40億達成に貢献した。29歳の年に株式会社ラン・リグを設立し、今期20期目。述べ900社以上の住宅会社のマーケティング、人材コンサルティング支援と並行し、500店舗以上が加盟するボランタリーチェーン「センリョク」など、VC、FC構築にも多数携わる。また、自身が司会を務め、住宅業界の経営者をゲストに招き送る自社のラジオ番組は、6年間で、延べ300回以上の配信を経て、毎月2万人以上の業界関係者が視聴する番組に成長した。今年5月には、2000人以上のプロ人材とのネットワークを生かした~社長の右腕派遣サービス~【その道のプロ】を本格リリース。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。