こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
新入社員の頃の話です。
会議で「何かいいアイデアはありませんか?」と聞かれ、隣の同僚に続き、筆者もいつも通り「すみません。特に思い浮かびません」と答え、その場をやり過ごそうとしたことがありました。
そのときに上司が一言、
「アイデアとは生まれるものではなく、絞り出すもの!絞り出しなさい」と。
その上司はアイデアマンとして知られ、とても頼りにされていました。
別部署の人も相談にくるほど。そこからですね、自分が変わったのは。
「特に思い浮かびません」と答えるのは「何も考えていません」というのと同じことだと知り、必死で、あーでもない、こーでもないと考えるようになったのです。
すると不思議なもので、あーダメと思ったことも、別の側面から見ると、これ面白いかも!と思えるものが見つかるようになりました。
安田は発想力についてさらに深く考えているようです。
発想力を磨くには、思考の道筋を増やすしかない。新しい商品、新しい事業、新しい売り方を考える。たくさんたくさん考える。どんなに考えても、そのほとんどは行き止まりにぶつかる。でも極たまに、奇跡的に、出口が見つかる。出口まで自由に行き来出来るようになった時、思考の道筋がひとつ手に入る。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) May 22, 2017
アイデアを出す際は、物事をより掘り下げて考えていくことが求められますが、掘り下げる過程で、多くの事を考えてきた経験を持つ人は、多様な視点から物事を見られるようになっていくのかもしれませんね。
発想力は生まれ持った才能ではなく、コツコツと努力を積み重ねて初めて得られるものなのかもしれません。皆さんは、どう考えますか?