こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
以前、東京で売れっ子のタクシー運転手さんと話をする機会があり、印象に残っている話があります。
「お客さまを乗せているタイミングで、道を譲ってあげたいなと思うことがあっても、そのときはお客さまのお金で運転をしているので、道を譲るのは難しい。」
これこそがプロ意識なのだと思っていました。
それから数年後、
奄美大島に行くと、信号のないところを渡ろうとしている人がいれば、歩行者の横断を待ってくれるバスの運転手、右折しようとしている車がいれば道を譲るタクシードライバー、そんな方々にたくさん出会いました。
初めはプロ意識が足りないなと感じましたが、このような光景をあまりにも多く見ることで考えに変化が……。プロ意識が足りないのではなく、この町では、譲り合うことが当たり前の日常なのだと知りました。
生きているコミュニティが変われば、当たり前だと思っていることも変わる、そう教えられた気がします。
安田は人の評価は解釈で逆転するとツイートしています。
赤信号を渡る人は仕事が出来ない。数秒の我慢すら出来ないから。赤信号を渡らない人は仕事が出来ない。臨機応変に行動出来ないから。食べるのが遅い人は仕事が出来ない。早さという習慣がないから。食べるのが早い人は仕事が出来ない。味わうという習慣がないから。評価など解釈次第で逆転するのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) May 9, 2017
人は生きていれば、評価される場面が多々ありますが、それは評価した人の解釈であって、人が変わればまた違う評価になるのでしょう。
そう考えると、評価が高くても低くても、あまり大した差ではないのかもしれません。あなたはどう考えますか?