こんにちは、BFIブログ編集部です。
この間コンサルティング会社に勤める先輩とお茶をしていたのですが、ある大きめのプロジェクトが終わった夜に「いや〜おつかれ! 軽く一杯飲みに行こうか」と後輩何人かを打上げに誘ったそうです。しかし、あっさり断られてメンバーは帰ってしまったとのこと。
自分が若手だった頃を思い起こすと、先輩の飲みの誘いを断るという発想はなかったなと思います。でも、今はそういう感覚ってずいぶん変わってきていますよね。 タバコ一つを取ってもその変化は同様です。
私がまだ十代の頃、タバコは自由の象徴でした。大人から押しつけられたルールを破り捨てる、ちょっと危険な自由の象徴。今、タバコは不自由の象徴になりました。マナーという細かいルールに縛られ、ただ健康に悪いだけの不自由の象徴。社会の空気が変わるだけで、同じものが全く違う意味を持つのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) March 26, 2017
価値観の変化は、世の中のさまざまなところで起こっています。
そうした状況において、社内の価値観はどのように共有すればよいのでしょうか? 私たちBFIでは「組織・役割」の「明確化」「見える化」を提案しています。しばしば各企業の価値観は、企業理念や行動指針に落とし込まれますが、その文脈を社員に理解してもらえないことに、多くの企業が課題を抱えています。
そこで、普及浸透にお悩みの企業さまには、言葉ではなくビジュアルというご提案。
各部署、各個人のめざす姿と役割を明確にし、ビジュアル化した『ONEアート』。
言葉によって整理されたビジョンをもとに、その世界観をビジュアル化した『ビジョンアート』。
どちらも、想いをアートに変え、全員で共有するというものです。その名の通り、まるでアート作品のようなビジュアルは思わず眺めてしまい、結果記憶され、理解が深まります。
※某人材コンサルティング会社の「ONEアート」です
これらのビジュアルはBFIオフィスに複数置いてあるので、ぜひ「探検ツアー」より覗きにいらしてください。
ところで先輩に、後輩に断られてどうしたんですか? と尋ねたところ、「いや、特に何も。先輩の飲みの誘いをさくっと断れるなんていい時代になったよね〜」と。
相手の行動の裏にある、価値観の理解は何より大切ですね。