こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
先日、各地で講演などをされている投資家の方と話をする機会がありました。
そこでお聞きした質問への回答が、まさに目から鱗でしたので、ご紹介します。
「一番、失敗したと思う経験は何でしょうか」
なんと、ここ10年ほどは、失敗と思ったことがないのだそうです。
常に儲け続けているというわけではなく、投資で1万円損をすると、貴重なネタになるのだとか。
そのネタを使い、ブログを書くと広告収入ですぐに1万円は回収。
講演で体験談として話せば、盛り上がり、むしろ、投資で損をした以上の利益につながると言います。
1万円の損をしたときに「終わり」を選択すれば『失敗』と分類されることも、そこで歩みを止めず、生かすことで『成功』へとつながるのですね。
歩みを止めなかった点は安田も同じ。
起業も倒産も経験した安田は、こんなことをつぶやいていました。
会社が潰れる前にもたくさん失敗はありました。でも講演では上手くいった話ばかり求められました。潰れた後にも楽しい事はたくさんあります。でも講演では悲惨な話ばかり求められます。成功者か失敗者か。人はそのどちらかに分類したいのです。そしてなぜか講演では失敗者も「先生」と呼ばれるのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) August 22, 2015
実は成功体験も失敗体験も、あまり変わらないのかもしれませんね。
どちらも誰かの役に立ち、伝えることで喜ばれますから。
失敗と思われがちなことも、どう解釈し、どう生かすかで、その後に得られるものが変わってきそうです。
少なくともよく考えて物事に取り組めば、「失敗」を必要以上に恐れる必要はないのかもしれませんね。
あなたは、どのように考えますか?