今を生きる

今を生きる

今のことしか考えない「その日暮らし」は困る。
先を見据えて今を生きるのはとても重要なことだ。
だが先のことばかり考えて不安になることには意味がない。
なぜならばその不安はまだ起こっていないことだからだ。

当たり前の話だが、
不安とはまだ起こっていない事柄に対して抱く感情だ。
起こってしまったらもうそこには不安はない。
起こってしまったことは対処するより他ないのである。
だからこそ未来の困難が起こらないように、
今やるべきことをやる。
それはとても大事なことだ。
だが実際には、未来の困難は避けようがないのである。

勉強をしなければ将来困ることになる。
体力をつけておかないと将来困ることになる。
友達が少ないと将来困ることになる。
それは確かにそうかもしれない。
だがどんなに勉強をしたところで、
どんなに体力をつけたところで、
何人友達を作ったところで、困難は必ず起こるのである。

未来には星の数ほどの可能性がある。
勉強し過ぎたことが原因で失敗する人もいれば、
体力がなかったことがきっかけで成功する人もいる。
どうなるかは誰にも予測出来ないのである・・・

 

  – 『[安田佳生メールマガジン] 2015.7.22 今を生きる より冒頭引用

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