こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
少し前の話になりますが、小学生の子どものクラス懇親会に参加してきました。
そこで興味深いことがひとつありましたので、ご紹介させてください。
お母さま方は、初対面の人とも「いつも○○がお世話になっています」などと、子どもの話でスタート。
一方のお父さま方は、全員がというわけではありませんが、大多数の方が、片手に名刺を持ち「○○です。△△に勤めています」といった具合に会話を始めていたのです。
会社から離れた場であっても、話を始めるきっかけの自己紹介では、会社という組織がとても重要な位置を占めるのだと、筆者は感じました。
安田は、人の役割について次のようにツイートしていましたね。
人には、持って生まれた社会の中での役割、というものがある。と私は思っています。でも多くの人は、自分の役割が何なのかを、見失ってしまう。それは会社という組織の中で、別の役割を与えられてしまうから。給料と引き換えに会社での役割があるように、人生と引き換えに、社会での役割があるのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) August 5, 2017
何が良いとか悪いというのではなく、もしかしたら、前述したお父さま方は組織での役割を全うするあまり、社会での役割を知らぬ間に遠ざけているのかもしれません。
また「組織の一員である自分」の比重が非常に高いのかもしれませんね。
今回のエピソードはたまたま男性と女性で傾向が違いましたが、女性も例外ではないような気がします。
『あなたの社会での役割は何ですか?』
今一度、考えてみるのはいかがでしょうか。
考えるだけでも、少し違った景色を見ることができ、また違った人間関係や世界を作るきっかけになるかもしれません。