こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
大学卒業後、地方の広告代理店に就職し、営業を担当しているDさん。
相手との距離をうまく縮めることができず、悩んでいました。
意を決して踏み込んでみても、上司から「失礼だろ!」と叱られてしまう始末。
そんな日々に、あるとき光が射します。
契約が取れず、お酒に逃げているばかりではいけないと思い、ジムへ通い始めました。
1時間ほど汗を流しお風呂に入って帰ろうとしたそのとき、声を掛けてきたのは、取引先の社長さん。
お互いスーツ姿ではなく、Tシャツに短パンというラフな格好ということも影響したのか、プロテイン談義に花が咲き、「君、面白いね」と言ってくださったそうです。
そして気付けば、年の離れたジム仲間になっていました。
それから数カ月後。
急に社長さんがジムにいらっしゃらなくなったそう。
最初は仕事が忙しいのかと思っていましたが、気になり電話をしてみると、体調を崩され入院していました。
そこで時間ができると、病院へ。
話し相手がいるだけで、気分転換になるだろうという気持ちから行っていたので、あえて仕事の話はせず、筋肉ネタが9割でした(笑)。
その後、社長さんは退院。
ジムで会える日を心待ちにしていたある日、突然Dさんの会社へ社長さんが直々にいらっしゃいました。
新規プロジェクトの広告全般をお願いできないかと。
相手に喜んでもらえることを、損得なしにやってくれるDさん以外の人は考えらないという嬉しい言葉とともに……。
安田も常日頃から、損得なしに相手のために動くことの大切さをツイートしていますね。
ギブ&テイクとは、道徳でも、宗教でも、ビジネスでもなく、繋がるキーワードなのである。隣に住んでいても、人と人とは繋がれない。同じ会社で働いていても、同じ学校に通っていても、人と人とは繋がれない。人と人が繋がる方法。それがギブ&テイクなのである。まず与えよ、されば繋がりは生まれる。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) August 31, 2017
礼儀正しさやマナーなど、新たな人間関係を作る上で大事だと言われるものがありますが、それとは別に『損得なしに与える』精神も大切なことかもしれません。
あなたはどのように考えますか。