こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
今回は、「不真面目さも高い価値を持つのかも」と考えさせられたインタビュー記事をもとに、成功するために必要な力について考えてみます。
▼儚さと美しさの先にあるもの、清春 今の音楽に必要な日本らしさ(Music Voice)
音楽の情報化が進み、楽曲の形態も変わってきているようです。
最近聞いた事があるんですけど、売れている色んな要素を詰め込むんですって。今売れているアーティストがいるとしたら、そのアーティスト風の鍵盤パートとかを入れ込んだりしたりして、何万人かが聴いたものを積み重ねていくと、聴感上、聴きたくなるというデータがあるんですって。
真面目に研究を重ねて追及しようとすると、このような方向に進むのでしょうか。
売れている曲は、求められている曲でしょうから、こうして楽曲が生まれること自体は悪いことではありません。けれども、今の世の中にパンチを与えるような曲は生まれてきにくいのかもしれませんね。
黒夢のボーカルとしてデビューした清春さんご自身は、真面目な人が好きだけど、凄いものを作る人は不真面目な人だと思っているそうです。
音楽を通じて、ライブを通じてとかで一般の人達を幸せに出来るような変な仕事なので「この人ちょっと変だな?」じゃなきゃおかしいと思うんですよ。僕なんかはまだまともだと思うんですよね。例えば、ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランの言動はやっぱり面白かったですよね。
それなんですよ。多分ミュージシャンって。「おかしいでしょコレ」って一般的には思うような事。「先約がある」とかおかしいですよ(笑)。その“おかしい人”が、日本ではゲームを作ったりとかしますよね。「こいつちょっとおかしいよな…」って人が凄い人になっちゃったりする今、アーティストは真面目なんですよ。
たしかに、何かブッ飛んだもの、意外性のあるものが聞きたいですし、観たいですね。
真面目に物事を追求する人材も社会には必要です。
そして、またそれと同じぐらい、優等生ではない人材も欠かせないのだと筆者は感じました。
安田は、子どもたちにもこの点を伝える大切さをつぶやいています。
社会に出たらルールが変わる、という事実を教える責任が大人にはあるのです。勉強ができなくても、素直じゃなくても、協調性がなくても、社会ではいくらでも活躍出来る、という事実を。不真面目なこと、楽をしようとすること、いわれた通りにやらないこと。それを極めれば成功者になれるという事実を。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) June 27, 2016
学校でたとえ“劣等生”と呼ばれても、それは決して人生の“劣等生”ではなく、成功者になれる可能性があるはず。
ただし“極める”という点は忘れてはいけないように感じます。
皆さんは、成功するために、何が必要だと考えますか?