こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
先日、家族で温泉旅行に行ってきました。のんびり温泉街で食べ歩きをしていると、観光地ながら、行列ができているお店とそうでないお店に分かれているエリアがありました。
覗いてみると、前者はお饅頭の専門店。
中を覗いてみるとその名のとおりお饅頭しか置いてありません。湖を模したものや、温泉の湯気を模したものなど、お土産にちょうどいいお饅頭が目に留まります。
後者はいわゆるお土産屋さん。たくさんの品が並べられているし、店主の感じもいいのですが、なんだか買おうという気持ちが沸きません。
ふと、こんなツイートを思い出しました。
仕事を選り好みすると、仕事が減っていく。そう考えている人が多いみたいです。でも実際には、選んでいるから減っていくのではなく、成果が出せないから減っていくのです。成果を出すためには、仕事をする相手と、仕事内容を選ばなくてはなりません。顧客を選ばない店は、顧客からも選ばれないのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) 2016年9月29日
普段、私たちは「より好み」をついいけないことと思ってしまいます。
でも、いざ自分がモノを買う立場になってみると、相手が顧客を選んでいないと、私たちも「これは私のための商品だ」とはっきり感じ取ることができません。有形商材はもちろん、無形商材であれば尚のことですね。
私は何を売っている人なのか。どんな期待に応えられる人なのか。その旗をしっかり握って示すこと。それが、仕事を増やす一つの鍵かもしれないですね。