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7月に、サッカーのクラブチームの一つである「いわきFC」が商業施設複合型のクラブハウス「いわきFCパーク」をオープンさせました。
ここでのポイントは、ただのクラブハウスではなく、商業施設としたこと。
商業施設にしたことにより、クラブハウスの概念を越えて、老若男女が訪れ地域に愛される施設になれば、サッカーを知らない人にも「いわきFC」を知ってもらうきっかけにもなる。結果、市民へのロイヤルティー(愛着)が深まると考えた。
(略)
いわきFCパークでは、カフェで飲食を楽しみながら、チーム専用グラウンド「いわきFCフィールド」を一望することができる。トップチームの活動だけでなく、アカデミーに参加している子どもたちを家族はカフェから見守ることも可能だ。
(福島民友新聞社「みんゆうNet」 2017年7月23日(日))
商業施設であればファン以外も集い、自然と「いわきFC」への関心も高まりそうですね。
安田は以前、「ただの木」をどうしたら「特別な木」にすることができるかツイートしていました。
街にはたくさんの木が生えています。春になると桜に人が集まり、秋になると紅葉に人が集まります。ほとんどは誰も見向きもしない「ただの木」です。でももしも、一本の木の根元に宝物を埋めたら、その木は私にとっての「特別な木」になります。木の種類ではなく、木との関係性が価値を生み出すのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) October 6, 2015
「いわきFC」の例を安田のツイートに当てはめると、「いわきFC」は商業施設という宝物を埋め、市民との関係性を強くすることで、スポーツを超えた新たな価値を生み出そうとしているのかもしれませんね。
そして、これは個人についても言えることかもしれません。
もし「特にこれといった特技がないと悩んでいる方」がいらっしゃったら、自分に何か宝物を埋め込むことで、新たな自分を生み出せるのではないでしょうか。
まだまだ暑い日が続きます。
そんな日は、クーラーのきいた部屋やカフェで、埋め込む宝物について考えてみるのも良さそうです。