【コラムvol.25】
3時間の出来事も、
立派な社歴である。

しかし、たとえば社長が、
感動させるサービスを提供したい、
というのであれば、
かつて、社長は何にどう感動したのか。
あるいは、どんなサービスにうんざりしたのか。
なぜ、なにがあって、いつ、
感動を追求することを決心したのか。
その感動とはいったい何か。

そこを聞かなければ、
社長が考える感動サービスを
社員に伝えることも、ひいては
お客さんに届けることもできない。

チープなお題目で終わる。

なぜなら、感動サービスに至る考えが、
現代史=物語になっていないからだ。

現在ただいまの考えを
まっすぐ社員に伝えようとするからこそ
現在に至る過去を一本の線で
つなげなければならないのだ。

今という「点」は、まさに点にすぎず、
なんの文脈もない。
脈絡のない言葉は、説得力を持たない。
共感を生まない。

社長のこれからのメッセージに、
命を吹き込むためには、
『これまでの物語』という
土と根を与えなければならないのである。

現在は、過去を背負っている。
現在は、過去からつながる未来を、両の手に抱いている。
引きはがそうとすれば、現在は限りなく点になる。
点に、カタチはない。

社歴をまとめよう。
社長の今の考えに物語をのせよう。

社長のメッセージに、
人が触れることができる
確かなカタチを与えよう。

⏫TOPへ戻る

 

中小企業に、発展のきっかけを投げかけたい。だから、ハッテンボールです
【ハッテンボール・グループ 代表取締役 伊藤英紀】
企業表現コンサル/コピーライター 1961年生
広告学校と大学をダブルスクール。㈱リクルートで、バイトなのに制作チーフを務めたのち、同社契約コピーライターに。1990年 前身 伊藤英紀事務所を創業。※元ワイキューブ取締役
 

 

 

有限会社ハッテンボール ◎創業1990 ◎設立2006 ◎資本金1000万円 〒169-0073  東京都新宿区百人町2-27-7 ハンドレッドステイレジデンス1108 ℡03・6698・4863
株式会社ハッテンボール・ダイレクト ◎設立2011 ◎資本金1000万円 〒460-0002 名古屋市中区丸の内 1-2-7 プレサンス丸の内雅殿904 ℡080・6919・3870
※ホームページ、ただいま工事中。ご希望者には会社パンフレットをお送りします。ご相談、ご連絡は直接メールにてどうぞ。
>>> hideki@810ball.com
【サービス内容】  ➊経営理念の開発。➋ブランド戦略・組織強化策の設計と表現。➌企業表現物や広告物なら、なんでも制作(紙~web~映像~CM等)【近年の受賞歴】〇第33回「日経産業新聞広告賞」(2006)【サービス部門賞】優秀賞 〇第22回「全日本DM大賞」(2008) 〇第27回「日本BtoB広告賞」2部門受賞(2006)【企業カタログ(会社案内・営業案内)の部】銅賞 【入社案内の部】特別賞 〇第28回「日本BtoB広告賞」(2007) 【企業カタログ会社案内営業案内の部】特別賞と銅賞 〇第31回「日本BtoB広告賞」(2010)【カレンダーの部】特別賞 ○第32回「日本BtoB広告賞」(2011)【営業案内の部】特別賞 ○第33回「日本BtoB広告賞」(2012)【企業カタログの部】特別賞  ○第37回「島根広告賞」(2013)2部門同時W受賞 【TVCM部門】銀賞 【消費者投票】消費者特別賞 〇第38回「島根広告賞」(2014)【TVCM部門】金賞 ○第36回「日本BtoB広告賞」(2015)【製品カタログ単品の部】特別賞 〇第38回「日本BtoB広告賞」(2017) 【ポスターの部】 銅賞 〇第6回ジャパン・シックスシート・アワード銀賞 〇静岡新聞広告賞2017大賞

感想・著者への質問はこちらから