パンダ侍が斬る
安田からの紹介。「パンダ侍とは?」
女性と出会うことは稀有な私ですが、こんな面白い人がいたのか!と初対面で衝撃を受けた女性。それがパンダ侍の小野ゆうこさんです。ものの見方が面白い、表現の仕方が面白い、そして彼女が作った「イノベーションカード」がこれまた面白い。ということでイノベーションカードを使ったコンテンツを書いてください!とお願いしました。(イノベーションカードとは?)
このコンテンツについて
このコンテンツはその日のお題から始まります。たとえば「めがね」というお題に対してパンダ侍さんが「イノベーションカード」を一枚引く。するとそこには「違う場所に置いてみる」というメッセージが。「めがね×違う場所に置いてみる」というテーマでパンダ侍があなたの先入観と思考を斬りまくります。
本日のそもそも:失敗ってなに?
あああー。
ちょっと混乱してきちゃった。
もう1回、カード、
ひいてみていい?
と、デ◯ーズで
女性が向かい合って
座っている。
ええっと、ちょっとまって。
深呼吸して。。。
うん。よし!
これにしよ!!!
と細身の女性が
小柄の女性の差し出すカードから
1枚ひいて、渡す。
なるほど。。。
うん。これは
数ヶ月は楽しくても
長期的にみると
失敗するかもしれませんねー。
やっぱりーーーー。
もー、失敗しそうな
気がしてたの。
もーーーー。。。
↑頭を手で抱えている。
どうやら、
カード占いのようだが、
細身の女性の
頭を抱えさせた
失敗。
勝手ながら、
パンダ侍、
ふんわりズバッ!と
斬らせていただきます。
ゴクゴク←キ◯イ◯レッシュが好物。
イノベーションカードが知らせる
本日の斬り口:それはどこが重要?
ーーーー
カードってやつは、
属人性がないので、
自分の解釈と
素直に向き合える
道具だ。
今回のイノベーションカードは
それはどこが重要?
でござるか。。。
失敗というと、
小学生のときに
何度も繰り返し聞いた
エジソン
の話を思い出す。
トーマス・エジソン。
発明王として
知られている。
彼が電球を灯すために
フィラメントの
素材を探し続け
1,200回以上実験し、
京都の竹に
たどり着いたという
逸話は有名だ。
1200回失敗した
ではなく、
相応しい素材では
ないことがわかった
と彼は言った。
だから
努力が大切なんだ
って結んで
天才は
1%のひらめきと
99%の努力
って言葉を
よく理解させるために
先生から
繰り返し
聞かされた。
ーーーー
この言葉の解釈は
違っていて、
1%のひらめきがないと
99%の努力は
無駄になってしまう
という解釈が
本来、エジソンが
言わんとしたことだ。
という一説がある。
拙者が知っている
エジソンの逸話に
うたた寝のしくみ
がある。
エジソンは
ひらめきが
半覚醒時に起きやすいと
知っていたので、
椅子に座り
手に鉄のボールを握り
椅子の肘掛けに
手のひらを下にして
腕を乗せる。
そして鉄のボールを
握る手の真下に
金だらいを置き、
うたた寝をした。
本当に寝てしまうと
鉄のボールが
金だらいの上に落ち
大きな音を立てる。
エジソンは
その音で起き、
また鉄のボールを
手に握りなおす。
このプロセスを
何度もやった。
この逸話から
捉えらえる
エジソン像は
1%のひらめき
を大事にしている。
ーーーー
拙者は木彫を
嗜んでいる。
木彫なので
ああああ!!!
と刃が思ったより
深く入り、
やばい
と思うくらい
削り取ってしまう
ときがある。
このままでは
失敗
なのだが、
実は
失敗はない。
この新しく登場した
曲線や
削り跡から
見えてくる形から
おおおお!!!
となって、
自分の想像を超える
形が現れてくる。
ーーーー
そもそも、重要なことは
失敗は成功の反対ではなく、
まして、失敗した人=落伍者
ではない、ということでござる。
そもそも失敗とは
自分の思考を超えさせる引き金
でござる。
拙者は、とりあえず、あははは!と笑うでござるよ。さらば!
パンダ侍のプロフィール
あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。
育ての先生の
気まぐれから、
こやつは笹薮から
世間に出してみよう
ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。
ある日、笹かまを食べ、
こ、これは笹ではない
と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、
本質を見定めよ。
と天啓をうける。
それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。
腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、
侍だったんですねー。
と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。
食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。
株式会社つくるひと 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)ブランド・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント