資金2000万以上が設立条件の人材派遣業で、創業2年間で消費税を免除を受ける方法はあるのでしょうか。困ったときはプロの力を借りましょう。(音声はこちらから。)
じゃあ、結論からいうと「できる」っていうことですか?
うん。でも、「教えてあげないよっ、ジャン♪」っていうことでいい?
ってことにしますか。
いや、うそだよ(笑)。なんでおまえそんなに冷たいんだよ(笑)。そこツッコめよ。冷静に「ということにしましょうか」って(笑)
あえて乗る(笑)
(笑)。いや、消費税の免税っていろいろあるからあれなんだけど、初年度は設立時の資本金なんだわ。
はいはい。
つまり、100万円で設立して免税になっちゃって、1,900万投資すればいい。そしたら1年目で取れるよね。
ああ、そういうこと。
うん。増資後に派遣申請。じゃあ2年目は?っていうんだけど、2年目の消費税の規定って結構前に変わったんだけど、1期目の上半期の売上が1,000万超えて給与が1,000万超えてると、上半期のね、設立6か月っていうのかな、そうすると2期目からはもう課税なのよ。
給与がですか?
両方。売上高が、たとえば1月設立したとしたら、12月決算で、売り上げが6月までに1,000万を超えてる。で、給与が1月から6月までに1,000万超えてたら、2期目からは課税事業者になっちゃうのね。免税取れないから。
なるほど。
で、通常、派遣業でやるとしたら超えるべ?
売り、立ちますからね。
しかもさ、他のビジネスなら結構売りは多いけど人件費がいかないとかのケースもあるじゃん。
ですね。
だけど人件費だろ、ほとんど。
うんうん。
ってことは、いくと思う……いかないならやめたほうがいいよね。半年で1,000万も売上立たないならやめたほうがいいと思うんだけど。だから、立つタイミングみたいなので派遣の申請をして、そうすると2期目からは、まあ、どっちにしても課税なんだろうから、そうすると1期目の消費税免除は取れるよね。
なるほど。スタートをちっちゃくして、そこから増資でやる?
うん。免税のやつは、たしか期首の判定だから大丈夫なはずだけど。やったことないけどね(笑)
ということは設立する前ですかね。
設立する前だったらできるんじゃない?
ちょうどいいタイミングですね。
そうそうそう。
これはなんか、あぜんとするほど……いい情報ですね(笑)。さらっと言ってるけど。
(笑)
普通にコンサル受けたい話のような考え方ですよ。
でも、こういうの言ったらできちゃうんだもんね。
ほんとですね。
だから、まあ、いいんじゃない、やれば(笑)
できちゃう。
ただ、子会社で設立すると、消費税免税は売上5億以上とかだとならないので。
この方、「新規で会社設立しようと考えています」っていうのは、たしかに子会社っていう可能性もあるのか。
そう。
いま経営者ってなってますしね。
そうそうそう。だから、子会社でやるときはちょっと注意したほうがいいね。それは顧問税理士に聞いてもらって。
細かいところは?
うん。ちょっと税務リスクは負えないからね。「そうしたらいいんだけど」って言って相談してもらったら、やってくれるんじゃないかな。ただ、2年間はちょっと難しいよねっていうところだね。
ああ、そっか、結構派遣業ってここで引っかかるんですね。
ん?
許認可の2,000万の資産の条件があるんで、消費税の免除がいきなりできない、と。
俺、それは考えたことなかった。設立の人があんまこないからさ、今。あんまり考えてなかったんだけど。設立……そうだね、引っかかるね、たしかにねと思って。
けど、たしかにエンジニア不足、SIer系なのかなって感じしますよね、派遣の。
ああ。
いま相当ニーズ増えてるっぽいですしね。
直接自分で仕事探せないの?そういう人たちって。
いや、エンジニアの方々はなかなか営業できないから、派遣に頼む。
ああ、そっか。ランサーズとか、ああいうのでやると安くなっちゃうしね。
たたかれちゃうしね。
たたかれちゃうし、難しいとこだね。
大手のいい仕事とか、なかなか来ないですしね。そこに入り込むんですね。
ああ。そうすると「派遣でやったほうが」って感じなのか。
ですね。っていうか、すごいいい情報ですね、これは。ぜひ試していただいて、税理士の方に相談してみて、うまくいったら、ぜひ、また意見等々お待ちしております。
はい。
はい。……あまりに有力情報にあぜんとしております。
普通に答えるっていう(笑)
はい。
そうですね。以上でした。ありがとうございました。
ありがとうございまーす。