こんにちは。中小企業のブランドづくりを支援するBFIブログ編集部です。
先日、とあるショッピングセンターに行ったときの話です。
母親が買い物をしている横ででケラケラ笑いながら父親と遊ぶ子供2人。
「楽しそう」と思いつつ、しばらく眺めていると、いつしかそこには多くの子供が集まり、即席の託児所のようになっていました。もちろん遊び道具などありません。
一人が寝転がると、みんなもそれをマネして遊ぶ、遊ぶ!一人、また一人と子供たちがどんどん寄ってきます。何より一緒に遊ぶお父さんが、汗だくになりつつも、とても楽しそうでした。
普段であれば、床に寝ころんだ時点で「もう、汚い!」と顔をしかめて怒りそうな母親たちも知らん顔。みんなゆっくりと買い物を楽しんでいる様子でした。
そして不思議なことに、行きかう人々の中で「マナーがなっていないわね」という顔をする大人を見かけることもありませんでした。
過去に安田は、社会は壮大な遊び場であると述べています。
社会は壮大な遊び場である。ということを前提に、仕事を楽しみ、仕事で遊ぶ。それが社会で成功する秘訣なのだと思います。近所の公園で子供たちがやっているように。どこにでもある砂場で、ここだけにしかない遊びをつくり出し、周りの子供を巻き込んでいく。成功者とは、周りを巻き込める人なのです。
— 安田佳生 (@yasuda_yoshio) April 19, 2017
子供は、何もないところに遊びを作る天才です。
そしてその輪の中心にいたお父さんもまた人を巻き込む天才なのかもしれません。
社会という遊び場の中では一見非常識と思えることでも、何より自分たちが楽しんで提供することで、人を巻き込み、新しいビジネスが生まれるのかもしれませんね。
人を巻き込むためのヒントをこのお父さんに見た気がします。皆さんはどう考えますか。