GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道
引き続き「働き方」とか「仕事」について、昨年世界的(西洋世界)に流行ったバズワードをまとめたBBCの記事を取り上げたいと思います。
今週の記事はコレ
↓
(https://www.bbc.com/worklife/article/20231219-ten-work-buzzwords-that-took-over-in-2023)
Ten work buzzwords that took over in 2023
2023年に流行った「仕事」に関するバズワード10
1.Lazy girl job
2.Summer of strikes
3.Authentic
4.Bare minimum Mondays
5.Coffee badging
6.Hush trips
7.The Big Stay
8.Personality hire
9.Rolling recession
10.#WorkTok
先週は「Rolling recession」について、でしたので今週は「#WorkTok」の原文を読んでみたいと思います。
#WorkTok(#ワークトック)
Many of these terms have at least one thing in common: they originated or spread on #WorkTok, the side of TikTok dedicated to workplace culture.
The hashtag has at least 2.3 billion views, spanning everything from life as a professional pastry chef, to HR best practices. Some experts say its rise was inevitable, as it’s created a much-needed place for the “watercooler talk” many workers, especially young people, have been missing in a remote-work era.
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今回紹介した用語の多くには、少なくとも1つの共通点がある。それは、職場に特化したTikTokの活用である「#WorkTok」から広まったということだ。
このハッシュタグは少なくとも23億ビューを誇り、プロのパティシエとしての生活から人事の活用事例まで、あらゆる分野に及んでいる。リモートワーク時代に多くの労働者、特に若者が「ウォータークーラー・トーク」の場が必要とされていたため、この盛り上がりは必然だったと言う専門家もいる。
#Worktokとは「TikTokのアプリ上で表現される仕事関連動画」のことで、コロナ禍のリモートワーク以降爆発的に広がっているハッシュタグです。
使い方としては「仕事に関するTips」や「ワークライフバランスの表現」など様々で、ビュー数は20億を超えているみたいです。
本文で「watercooler talk(ウォータークーラー・トーク)」という単語が出てきますが、自分も自信ないコトバだったのでググりました。
watercooler talk(ウォータークーラー・トーク)は、オフィスの給湯室(給水器)の前で、同僚とおしゃべりするような「雑談」とか「噂話」のことでした。watercoolerって給水器ですね、よく考えたら。
リモートワークによって、リアル出社の場での「watercooler talk」が無くなってしまいました。
その代わりに、TikTok上で「#WorkTok」というハッシュタグを使って、こうした「社交」が水面下で代替的に浸透している感じでしょうね。
本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。
小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)
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