住宅業界(新築・リフォーム・不動産)の「課題何でも解決屋」として20年以上のキャリアを持つ株式会社ランリグが、その過程で出会った優秀な人材を他社に活用してもらう新サービス『その道のプロ』をスタートしました。2000名以上のスペシャリストと繋がる渡邉社長に、『その道のプロ』の活用方法を伺う対談企画。
第55回 家の付加価値としての「庭」
でもお庭って、けっこう大事だと思うんですよ。家の中で過ごすとしても、窓から見える景色次第で気分も変わりますし。
それは確かにそうですね。
そうですね。住まい領域に関して細分化した形で、地域密着型でやっているところは昔からあるので。
ああ、それはあるかもしれないですね。その土地や風景に合わせた提案、というのはなかなかやりたがらないかもしれない。
それがもったいないなと思っていて。図面の段階から建物と庭を一緒に考えて、敷地全体でじっくりデザインされた住宅って、すごく高い価値がつくと思うんです。
確かにそうですね。営業ロジックも立てやすいですし。とはいえ、「庭付きですごく素敵な住宅ですが、予算は倍になります」だとなかなか通らない。3000万の予算を急に6000万には上げられないわけで。
なるほどね。そういう意味でも中古物件をリノベーションするというのはいい選択ですよね。というのも、100坪のお庭なら100万円くらいでリガーデンできるらしいんですよ。駐車場を使いやすくしたり、荒れ放題の生垣も取っ払って素敵な庭にできる。
そうそう。今売れ残っている空き家も、お庭をきれいにしてプラス150万とか200万で売れるようになるんじゃないかという気がしますね。
対談している二人
渡邉 昇一(わたなべ しょういち)
株式会社ランリグ 代表取締役
1975年、大阪市に生まれる。大学卒業後、採用コンサルティング会社ワイキューブに入社。同社の営業、マーケティングのマネージャー、社長室長及び、福岡などの支店立上げを担当し、同社の売上40億達成に貢献した。29歳の年に株式会社ラン・リグを設立し、今期20期目。述べ900社以上の住宅会社のマーケティング、人材コンサルティング支援と並行し、500店舗以上が加盟するボランタリーチェーン「センリョク」など、VC、FC構築にも多数携わる。また、自身が司会を務め、住宅業界の経営者をゲストに招き送る自社のラジオ番組は、6年間で、延べ300回以上の配信を経て、毎月2万人以上の業界関係者が視聴する番組に成長した。今年5月には、2000人以上のプロ人材とのネットワークを生かした~社長の右腕派遣サービス~【その道のプロ】を本格リリース。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。