住宅業界(新築・リフォーム・不動産)の「課題何でも解決屋」として20年以上のキャリアを持つ株式会社ランリグが、その過程で出会った優秀な人材を他社に活用してもらう新サービス『その道のプロ』をスタートしました。2000名以上のスペシャリストと繋がる渡邉社長に、『その道のプロ』の活用方法を伺う対談企画。
第65回 働き方がインセンティブになる時代

ああ、確かに。例えば中国だったら、マネージャーになると収入が2倍3倍になることもザラですよね。でも日本だと、現場の営業マンにちょっと手当がついたくらいの金額しかもらえず、しかもプレイングマネージャーを求められることが多い。

社員が10人いたら8人は「まずはマネージャーになりたいです!」と答えてましたもんね。ご近所さんとの世間話でも、「いや~、うちはまだ係長なんです」とか「ようやく課長になれました」みたいな会話が繰り広げられていたりして。

ご褒美でマネージャーにしたところで、その役割が果たせるとは限らないですしね。現場で営業ができたからといって、必ずしもマネージャーに向いてるわけじゃない。むしろうまくいかないケースが多い気がします。

わかります。そういうタイプのマネージャーって、自分がやってきたことをそのままやらせて、売れなかったら叱ったりプレッシャーをかけたりというマネジメントをやりがちなんですよね。結果、どんどん人が辞めていってしまう。

まず一つはやはり「報酬」でしょうね。無理に役職を与えず、今と同じポジションのまま給料だけが増えていく。これはシンプルに嬉しいと思います。あともう一つは「在宅リモートワーク」ですよね。

そうそう。というか、それができない会社は採用も定着も難しくなってくるんだと思います。今は共働き家庭がどんどん増えていて、専業主婦は日本全体で3割切ってますから、そもそもどちらかが在宅してないと回らないんですよ。

それはなかなか難しいと思いますよ。「まだ慣れてなくて倍の時間かかっちゃいました」と言われても、倍の給料を払うわけにはいきませんし。まずは出社して仕事を覚えてもらって、在宅に切り替えても問題ないか判断するしかない。
対談している二人
渡邉 昇一(わたなべ しょういち)
株式会社ランリグ 代表取締役
1975年、大阪市に生まれる。大学卒業後、採用コンサルティング会社ワイキューブに入社。同社の営業、マーケティングのマネージャー、社長室長及び、福岡などの支店立上げを担当し、同社の売上40億達成に貢献した。29歳の年に株式会社ラン・リグを設立し、今期20期目。述べ900社以上の住宅会社のマーケティング、人材コンサルティング支援と並行し、500店舗以上が加盟するボランタリーチェーン「センリョク」など、VC、FC構築にも多数携わる。また、自身が司会を務め、住宅業界の経営者をゲストに招き送る自社のラジオ番組は、6年間で、延べ300回以上の配信を経て、毎月2万人以上の業界関係者が視聴する番組に成長した。今年5月には、2000人以上のプロ人材とのネットワークを生かした~社長の右腕派遣サービス~【その道のプロ】を本格リリース。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。