カテゴリー: 伊藤英紀
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2018年6月26日
【コラムvol.27】
人間は言葉を操る動物、
ではなく、操られる動物。
自分自身でさえ。「ハッテンボールを、投げる。」vol.27 執筆/伊藤英紀 人間は、言葉の動物です。 言葉を操る動物、という意味ではなく、 言葉によって操られる動物、なのだと思う。 自分の言葉によって、自分自身さえも。 人は、自分がク…
- 伊藤英紀
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2018年6月19日
【コラムvol.26】
多くの経営者は、
成長より、
王国をめざす。「ハッテンボールを、投げる。」vol.26 執筆/伊藤英紀 素直な耳をもち、 上司や先輩の助言を吸収して、 まっすぐがんばる社員。 中小企業のトップの多くは、 こんな人間が好きだ。 トップが描いた事業計画と ブレイクダ…
- 伊藤英紀
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2018年6月12日
【コラムvol.25】
3時間の出来事も、
立派な社歴である。「ハッテンボールを、投げる。」vol.25 執筆/伊藤英紀 社歴、というと、10年30年と、 長いレンジを想像する人がいる。 しかし、時間の長さは本質ではない。 3年でもいいし、3か月でも、 3日間でも、3時間でもいい…
- 伊藤英紀
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2018年6月5日
【コラムvol.24】
社歴を共有せずに、
ビジョンを共有したい
という無理筋。「ハッテンボールを、投げる。」vol.24 執筆/伊藤英紀 ある男がいる。俺の夢は。俺がやりたいことは。 俺が変革したいことは。俺が社会に与えたいものは。 未来ビジョン、変革への情熱ばかりを、語っている。 未来への思い…
- 伊藤英紀
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2018年5月29日
【コラムvol.23】
社歴をまとめよう。
単なる歩みじゃなく、
思考と判断の道筋を。「ハッテンボールを、投げる。」vol.23 執筆/伊藤英紀 社歴をまとめよう。 単なる歩みじゃなく、 思考と判断の道筋を。 会社の歴史をまとめることは、重要だ。 出来事、という事実を、 時系列で漫然とならべようと 言っ…
- 伊藤英紀
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2018年5月22日
【コラムvol.22】
日本サイコー!は、日本を壊す。
日本コーハツ!が、日本を育む。「ハッテンボールを、投げる。」vol.22 執筆/伊藤英紀 後発の優位性という考えがあります。 私がこの考えを初めて知ったのは、 経済活動において、です。 後発は、先発が試行錯誤しながら発見し、 体系化した産業や技術の…
- 伊藤英紀
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2018年5月15日
【コラムvol.21】
足なみそろえて、
フリフリダンス。「ハッテンボールを、投げる。」vol.21 執筆/伊藤英紀 やる気次第だ!やる気だせ!と毎日せめ立てられる。 逆にやる気がしぼんでいく。でも、一瞬でも 無気力を見せたら、部長に吊るしあげられる。 だから、やる気一杯のフ…
- 伊藤英紀
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2018年5月8日
【コラムvol.20】
あす死ぬかもしれない。
まだまだ生きるかもしれない。
そのはざまを、人は生きる。「ハッテンボールを、投げる。」vol.20 執筆/伊藤英紀 三島由紀夫は、あるインタビューで次のように語った。 「今日を生きるということと、 100年のために生きるということと、 その間に生きているんですからね、我々は…
- 伊藤英紀
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2018年5月1日
【コラムvol.19】
女の物語と経営。「ハッテンボールを、投げる。」vol.19 執筆/伊藤英紀 敗戦後、日本は先進国と歩調をあわせて変化してきた。 男社会から、女と男の社会へ。女と男の会社へ。 ビジネスの構成員としても、女の同職種同賃金を推進してきた。 …
- 伊藤英紀
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2018年4月24日
【コラムvol.18】
懐かしいあの頃、
よみがえる想い出は、紋切り型。「ハッテンボールを、投げる。」vol.18 執筆/伊藤英紀 僕は、1961年、昭和36年の生まれです。 山脈の麓近くにある、小さな河岸段丘の田舎町で育った。 小学校の高学年の頃。 暑い夏がくると、友人と自転車で連れだち…
- 伊藤英紀
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2018年4月17日
【コラムvol.17】
『受け売り』は、『盗品販売』なのか。「ハッテンボールを、投げる。」vol.17 執筆/伊藤英紀 受け売りは、みっともない。これは、わかる。なぜわかるかというと、僕にもやってもうた経験があるから。「聞いている人、なんかちょっと感心しているけど、しまったなあ…
- 伊藤英紀
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2018年4月10日
【コラムvol.16】
数字に追われる仕事は嫌だ!
というあなた。逃げる方法は、
数字で人生を考えること、でっせ。「ハッテンボールを、投げる。」vol.16 執筆/伊藤英紀 「数字に追いまわされる仕事なんて、わびしい。ツライ。」 そうこぼす人、わりといますね。 「数字はしょせん無機質なもの。そんなものにとらわれる人生は、貧しいよ」…
- 伊藤英紀