人間交換日記 82通目「我々人類にどんな学習を催促しているのか?」大野

人間交換日記

「すべての人は、すごい可能性を秘めている」と信じる大野と、「多くの人は目的などなくただ存在しているだけ」と断ずる安田。人間の本質とは何か。人は何のために生きているのか。300文字限定の交換日記による言論バトル。


82通目/大野からの返信
「我々人類にどんな学習を催促しているのか?」

人生や宇宙を貫く法則は親切である。まさに!人生がどのような様相として僕たちの前に投影するかは、僕たちがどのような存在として、地球の上に立っていて、また暮そうとしているかと密接に関係しています。そして、人生と自分との関係においては、常に、自分自身を異なった、新たな目で見つめ直すための、ガイドやレッスンを用意してくれているかの様です。今回の新型コロナやこれから待ち受けているだろうコロナショックにしてもそうです。我々人類にどんな学習を催促しているのか?
まして本来は、全ての人が豊かになる資源と可能性とスペースはすでに十分にある。それを遮っているのは、よりによって僕たちの考えって事になります。

前回81通目/安田「シグナルの意味」

大野さんへ

目覚まし時計ですか。確かにそういうシグナルが現れる時ってありますよね。大きな病気をするとか。会社が倒産したとか。そこから何を読み解くのかが大事。きっと人間は昔からその意味を読み取って、宇宙から愛されるようにしてきたのでしょう。私も50年あまりの人生の中でさまざまなシグナルを受け取りました。なぜ自分だけがこんなにひどい目に会うのか。なぜ自分はこんなにも恵まれているのか。同じ出来事なのに捉え方によって正反対に感じられる。それがとても不思議なところ。捉え方が正しいと大きなヒントになるし、間違っていると何度でも同じシグナルが現れる。愛か神か、その正体は分かりませんが、すごく親切だということは確かです。

ー安田佳生より

 

前々回80通目/大野「本当はみんな同じ仕事をしている」

安田さんへ

仰る意味はわかるような。宇宙は常に、誠実な在り方をサポートしてくれる。
また、どんな仕事も愛を基調とする限り聖職になる。ミュージシャン、アイドル、お笑い芸人、ユーチューバー、大統領、大工の棟梁、タクシードライバー…。それがどんな職業だとしても、全てを超越して、本当はみんな同じ仕事をしている。つまり、生活(生命活動)に奉仕するというお仕事。自分のキャリアを聖職と考えてみる。仕事を愛の表現する場と捉えてみる。上手くいっていないとすると、エゴを基調としているのかもしれない。そして、それらは目覚まし時計。まるで目を覚まして、訪れる朝をいつも祝福し、彼、彼女の人生を祝福する存在になれと云わんばかりの。

ー大野より

 

これまでのやり取り

交換日記をする二人



火曜日
安田佳生(やすだ よしお)

1965年生まれ、大阪府出身。
2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。

●金曜日
大野栄一(おおの えいいち)
株式会社一番大切なこと 代表取締役
https://ichibantaisetsunakoto.com/
https://www.sugoikaigi.jp/coach/eiichiono/

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