中卒の僕でも、社長になれた。
裸一貫からのスタートから年商4億円のビジネスを作り上げた「中卒社長・クボサトシ」がゆる〜く語る経営のコツ。既にビジネスを始めている方も、これから始めたいという方も、頭をからっぽにして読んでみてください。
中卒社長クボサトシ「学ナシ経営のススメ」 vol.5
授業に出なくても、プログラムはできた。
“中卒社長”のクボサトシです。
『学ナシ経営のススメ』では、小さな頃から学校の授業が大嫌いだった私が、どうやって年商4億円のビジネスを立ち上げたのか、その経緯やノウハウについてお伝えしていきたいと思います。
今回も先週に引き続き、私の幼少期のお話を。
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自販機の下、お祭りが終わった後の会場、そしてボウリング場のロッカー。様々な場所の“パトロール”を通じてお金を貯め、ついに念願の中古パソコンを手に入れた私。
「よし、さっそくゲームを作ってみるぞ!」
拾ったパソコン雑誌を開くと、そこに載っていたプログラムを見様見真似で書いていきました。
読者の皆さんは覚えていらっしゃるでしょう。私が授業に全く出ない問題児であることを。
椅子に五分と座っていられず、一人で外に飛び出して、勝手に校庭で遊んでいるような奴です。そんな問題児にプログラムなんてできるはずがない! と思われるでしょう。
しかし、です。
私はできたのです。もちろん、ファミコンで発売されているようなすごいゲームなどは作れません。カラーも一色の、ごくごく単純なルールのものです。
それでも、できたのです。なぜか。
わかりやすかったからです。
当時の私にとって、聞いてもさっぱりわからない先生の言葉より、プログラム言語はずっとずっとわかりやすかった。AはAであり、1は1である世界。いきなり機嫌が悪くなったり、怒鳴ってくることもありません。
何より、これは「やれ」と言われたことではない。そこが重要でした。自分がゲームを作りたいからやっていることで、テストの問題のように「解きなさい」と命令されたものではないのです。
私はプログラムに夢中になりました。数ヶ月後には「RPG」と呼ばれる冒険ものまで作れるようになったのですから、よっぽどハマっていたのだと思います。才能があったというより、(授業と違い)おもしろくて仕方なかったんだと思います。
そんなわけで、ここで学ナシ経営のススメ。
「おもしろいことは、上達する」
誰かにやれと言われたことより、自分がやりたいことのほうがやっていて楽しい。そして、楽しいことは上達しやすい。もしあなたにやりたいことがあるのなら、積極的にやってみよう。たぶん、他の人より早く上達するから。
ということで、また来週。