【vol.310】Z世代への究極のマーケティング・インフォグラフィック④

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道


先週に引き続き「Z世代(Gen Z)」について「infographic(インフォグラフィック)」を使ってうまくまとめてある記事を取り上げたいと思います。Campaign Monitorというメールマーケティングの会社の記事です。

今週の記事はコレ

The Ultimate Marketing to Gen Z Infographic
Z世代への究極のマーケティング・インフォグラフィック
(https://www.campaignmonitor.com/resources/infographics/the-ultimate-guide-to-marketing-to-gen-z/)

引き続き、本文の特に「infographic(インフォグラフィック)」の部分を見ていきたいと思います。
今回はZ世代の「e-mail(メール)」利用についてです。

How many emails are they receiving?
(Z世代は毎日どのくらいメールを受け取る?)

37.4%が毎日「1-5通」のメールを受け取る、というデータです。
これを見た所感としては「上の世代よりもメールを受け取る数は少ないのでは?」という感じでした。
代わりにSNSのDMが多いんですかね。

What encourages genZ to open an email?
(どうすればZ世代がメールを読んでくれるか?)

Z世代にがメールを開く動機としては、上から

1位:sales or offers (営業やオファー)68%
2位:relevant content(興味に関連するコンテンツ) 60%
3位:personalized subject line(パーソナライズされた、メールタイトル) 36%

純粋に驚いたのが、Z世代は「sales or offers (営業やオファー)」をメールで送れば開いてくれる、というデータになっています。
むしろ、DMとかの方が「警戒して開かない」傾向にあるのでしょうか。

このデータを「正」とすると、Z世代攻略の鍵は「意外かもしれないけど、ストレートにメールで勧誘やオファーを送ってみること」ということになってしまいますね(笑)

これ、本当だったら「盲点」ですね。

 

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「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報


小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)
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