【vol.358】2026年健康食品・栄養トレンド③

GlobalPicks 〜海外の情報を読み解いて、ビジネスに付加価値を投薬する方法〜 著者:小出 紘道

2026年に台頭する「健康食品・栄養トレンド」をテーマに、海外記事をもとに整理しています。
今週も引き続き、EatingWell が予測する10のトレンドの中から、注目すべきテーマを取り上げていきます。

今週の記事はこれ(EatingWellより)
You’ll See These 10 Food & Nutrition Trends Everywhere in 2026
(2026年にどこでも見られる10の食と栄養トレンド)

https://www.eatingwell.com/food-and-nutrition-trends-for-2026-11868257

10のトレンドは下記の通り

Trend.1 Fiber Takes Center Stage
Trend.2 Global Flavors Become Mainstream
Trend.3 Healthy in a Hurry
Trend.4 Sensory Sips
Trend.5 Natural Food Dyes
Trend.6 Skyr
Trend.7 Wellness Travel
Trend.8 Longevity & Dementia-Prevention Diets
Trend.9 Exclusive Products
Trend.10 Beans & Legumes

 

今回は、EatingWell が予測する10のトレンドのうち、「Trend.5 Natural Food Dyes」と「Trend.6 Skyr」という2つのテーマを取り上げます。

Trend.5 Natural Food Dyes
(天然由来の食品着色料)

In April 2025, the Food and Drug Administration announced its plan to phase out synthetic food dyes like Red No. 40 from the U.S. food supply in the coming years.
In the meantime, we’re starting to see brands remove synthetic food dyes from packaged foods.

2025年4月、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、Red No.40 をはじめとする合成着色料を、今後数年かけて米国の食品供給から段階的に廃止する計画を発表しました。
それに先立ち、すでに多くのブランドが、加工食品から合成着色料を取り除き始めています。

「着色料」の原料が何か?という部分にこだわるようになっていく、という話ですね。
Red No.40を調べてみましたが「主にアメリカで使われている、食品を赤く、鮮やかに見せるため」の着色料とのこと。
こうした合成着色料が悪者に仕立て上げられ、天然由来の着色料を利用することを「積極的に訴求する」ような世界観になっていくのでしょうか。

 

Trend.6 Skyr
(スキール)

Skyr, an Icelandic cultured dairy product, is an underrated editor favorite that we’re thinking will finally get the recognition it deserves next year.
It follows the trend of embracing simple ingredients, as skyr is simply cultured pasteurized skim milk with live active cultures.

Skyr(スキール)は、アイスランド発の発酵乳製品で、これまで過小評価されてきた存在ですが、来年はいよいよ注目を集めそうだと EatingWell は予測しています。
低脂肪乳を発酵させたシンプルな原材料構成で、生きた乳酸菌を含むのが特徴です。

Skyr(スキール)って初めて知りました。
ギリシャヨーグルト的なポジションだと思います。
「高タンパク」の発酵食品で、ヨーグルトに近いので使い方が想像しやすいから日本人にも浸透しやすそうです。

商品画像、こんな感じです。

 

パッケージもなんかオシャレなものが多いみたいなので、成城石井とかビオセボンとか、コンビニならナチュラルローソンなどで展開されるイメージですかね。
で、ひとたびバズったら大手コンビニで一斉に展開されるパターンでしょうか。

Skyr(スキール)。2026年にどの程度まで浸透してくるのか?
注目してみたいと思います。
今週は以上です。
 

 

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「本コラムと、本業ビジネスとの関係」(著者・小出紘道より)

本業ビジネスでは「マーケティング&戦略コンサル」の仕事と、「高付加価値情報提供サービス」の仕事をしています。本コラムは後者の「高付加価値情報提供サービス」の初級編としての入り口となればいいな、と思ってます。世界の誰かが”既にかなり研究したり、結論を出している”にも関わらず”日本では流通していない数値情報や文字情報”がたくさんあります。それらの情報を、日本のマーケットにフィットするように編集・分析すれば「競合他社」や「競合他者」を出し抜ける可能性が高まります。法人向けのサービスとなっていますので、詳細はFace to Faceでお伝えしますね。

著者情報


小出紘道 (HIROMICHI KOIDE)
◆株式会社シタシオン ストラテジックパートナーズ 代表取締役社長 http://citation-sp.co.jp
◆株式会社シタシオンジャパン 取締役会長 http://www.citation.co.jp
◆株式会社 イー・ファルコン 取締役 http://www.e-falcon.co.jp
<いわゆる経歴>
・2000年 株式会社東京個別指導学院に新卒で入社して、11ヶ月だけ働いてみた(→早めに飽きた) ・2001年 イギリスに行って、University of Londonで経済と国際関係を学んだり、Heriot-Watt Universityで経営学(MBA)をやってみた(→めちゃくちゃ勉強した)。この間に、イギリス人の友人とロンドンで会社を作ってみた(→イマイチだった) ・2003年 シタシオンジャパン社でマーケティングをやり始めてみた(→ろくにエクセルも使えなかった) ・2007年 シタシオンジャパン社の代表取締役社長になって経営をやってみた(→やってみてよかった) ・2018年 シタシオンジャパン社の社長を仲間に託し、引き続き会長としてコミットしつつも、シタシオンストラテジックパートナーズ社を設立してみた(→今ここ)
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