先週は水曜から昨日まで、
出張で青森市におりましたが、
そこで以前から会いたいと思っていた
一匹の犬に会うことができました。
その犬は、縄文時代の大規模集落跡で
知られる三内丸山遺跡のそばにいます。
ようやく顔を出した土筆など眺めながら、
ずん、ずん、ずんと歩いて行くと、
おや、案内板が見えてきましたよ。
人を食ったような名前を付けたのは、
奈良美智という弘前市出身のアーティスト。
この犬に会いに、
世界中から人がやってきます。
美術館の脇を抜け、
細い階段を昇り降りし、
狭い通路を通り、
さらにずんずん進みます。
すると、急に空がぱっと開け、
そこに、あおもり犬がいたのでした。
法隆寺ではじめて百済観音に
お目にかかったときのような、あの総毛立ち感。
わお!すげぇや。
これぞ、まさしくオンリーワン。