その134「コロナ/ワクチンの後遺症で・・・と言われると、なんか何も言えなくなっちゃう件」

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「コロナ/ワクチンの後遺症で・・・と言われると、なんか何も言えなくなっちゃう件」

先日、ワクチン接種した格闘技(空道)の先輩が、「身体のあちこちが痛い!」「ちょうど筋トレした場所が痛い!」とおっしゃっていて、「いやいやそれは筋肉痛ですよ、追い込みすぎですよ」といつものやり取りをしました。
つまり、すこぶる元気だった、とw

ところで、ワクチン接種後に頭が痛いとなれば、それは副反応や後遺症なんでしょうかね?

このメディアを主催する安田さんが、「昨今、何にでも病名がつくから老衰が少なくなっている」みたいなことをコメントしていました。
病名が無かった頃は、老衰ってひとくくりにされていたわけですからね。
それで思ったんですけど、コロナ/ワクチンで煽りまくった結果、「コロナ/ワクチンの後遺症で」というのが市民権を得てしまいましたよね。
いや、事実そういうのがあったとしても、大多数なわけじゃないですよね!?
友人が「コロナ感染後(数日の期間)、いつも快便なのに便秘がちになった」って言ってたんです。
あんなに快便だったのに・・・と言われても、「それってコロナの後遺症なの?」ってモヤモヤが止まりません。
何でもかんでもコロナやワクチンのせいにされるから、だんだん気の毒に思えてきます。

実際、因果関係ある/ないはわからないんですが、「コロナ/ワクチンの後遺症で」って言われると、このご時世何も言えなくなりますね。
だって本人にしかわからないことですし、何の後遺症(不調)もない人の方が圧倒的に多いわけなんですがメディアがずーっと煽りまくってきましたからね。

ワクチンさえ摂取しなければこんなことにはならなかった・・・というコメントなんかを見ると、それってワクチン以外にも言えることなのになんでワクチンばっかり!?・・・と、これまたモヤモヤが止まりません。

そう言えば、「コロナの後遺症で体力、筋力が急激に落ちた」と言う人もいますね。
それを聞いて、「数日間安静に寝てたら、身体も動かしづらくなることを人類は忘れてしまったのか!?」って驚きましたよ。
人間の筋力は絶対安静のような状態だと1週間ほどで10〜15%低下するそうです。
そのうえ、寝ていたら、関節も動かさないだろうから、当然身体の動きは鈍ってきます。
これをコロナの後遺症と言われると、僕はモヤモヤして眠れないんですよね。
だって、「安静臥床」が原因なわけで、それは風邪やインフルエンザでもそうなるし、健康でも引きこもってベッドの上から一歩も出ずにゴロゴロしていれば、そうなりますよ。

後遺症に苦しんでいる方も多くいらっしゃると思いますが、やたらめったら煽るマスコミのせいで、よくわからない偽者も出てくるでしょうし、一緒にされるとちょっと迷惑ですよね。
本当に因果関係があるようなケースでも、「また、コロナ/ワクチン後遺症詐欺か…」みたいに見られちゃったりしてね。

僕ら中年の場合、体調不良の原因って、コロナやワクチン云々ではなく、肥満とか運動不足とか由来のが大きいと思うんですよね。
高血圧、高血糖、高コレステロールとかになってきちゃうしね。
高血圧が原因でひどい頭痛に悩まされる場合もありますから。

ところで、海外旅行から帰国したところ、コロナ陽性(無症状)となった知り合いの行政書士さん(空手家)がいて、ホテルで隔離されたんです。
彼はホテル室内で机を連続ジャンプで飛び越えたり、廊下を猛ダッシュしたり、がっつりトレーニングしいて、生ニンニクをかじりまくっている様子をSNSにアップしていました。
それ見て、「これは・・・コロナの後遺症で瞬発力とスタミナついちゃうな」って思いましたよ。
コロナで本当に苦しんでいる方に申し訳ないくらいに元気でした。

 

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著者/市川 厚(いちかわ あつし)

株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/

LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/

<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。

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