その160「『切り抜き』情報を発信していませんか?/鵜呑みにしていませんか?」

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なぜこんなツマラナイものにこだわるのだろう。そういう「ちょっと変わった人」っていますよね。市川さんはまさにそういう人。でもそういう人が今の時代にはとても大事。なぜなら一見ビジネスになんの関係もなさそうな、絶対にお金にならなそうなものが、価値を生み出す時代だから。凝り固まった自分の頭をほぐすために、ぜひ一度(騙されたと思って)市川ワールドへ足を踏み入れてみてください。

「『切り抜き』情報を発信していませんか?/鵜呑みにしていませんか?」

随分昔、ウィリアム皇子が不満げに中指を立てている画像が話題になりました。
SNSでかなり拡散されていましたから、見たことある人も多いかもしれません。
それだけ見ると、確かに中指を立てているように見えますから、多くの人が「けしからん!」となるわけです。
ところが、別角度からの写真を見ると、小指、人差し指、そして中指の3本を立てていたのです!表情もごく普通でした。
一方向からの報道を鵜呑みにするのは危険だよね、という風刺みたいなもので、世界中に出回りましたね。

こういうこと、日常にも多く見られません?
メディアの報道にもかなりバイアスがかかっていますから、実際には事実とかなり乖離した印象を与えてしまうこともあります。

先日、趣味の格闘技で、先輩から「指導者としていかがなものか」と嗜められたことがありました。
道場生が自由にコメントできるSNSでのやり取りを見て、先輩から叱られたのですが。
そもそも、この見た目(ピンク頭)が武道家はおろか社会人として叱られるべきなのかもしれません・・・(涙)
それで、ウィリアム皇子の写真のことを思い出したんです。
こうしたSNS上でのやり取りの中には、現実世界でのやり取りやお互いの関係性をバックストーリーにしたものもあり、現実世界でのやり取りの続きがSNS上でなされるというケースもあります。
もはや現実とはシームレスにつながっていますからね。
ただ、SNSのやり取りだけを見ると、肝心のバックストーリーが端折られてしまうこともあります。
これが誤解を招く原因にもなって、「いかがなものか」とご指摘いただいたわけです(汗)

ある場面だけを切り取ったSNS上でのやりとりと、バックストーリーも含めたものとではかなり違った印象になりますから、注意しないといけないって思いました。
まさに冒頭のウィリアム皇子のようにね。
例えば、YouTubeの切り抜き動画はその典型ですよね。
特定の印象をつけるため、かなり意図的に編集されたものもあります。
それを鵜呑みにする人も多いですし、かなり怖いですよね。
勘違いさせるような情報発信をしてしまう側にも責任はありますから、前述のケースでは先輩に指摘された僕が悪いということになります。
※弊社では「自責(自分の責任として捉える)」という考えを大切にしています!(ドヤァ)

でも、僕って、「それ違うんじゃないかなぁ…」って思うと、居ても立っても居られないタイプなんですよね・・・
「いやいや、先輩、そういうことじゃないですよ」とかって、呼吸するのと同じくらい無意識かつ無邪気に返しちゃうんですよね。
思っていることをとりあえず言っちゃうタイプですが、もう火に油ってこういうことを言うんだろうな、って状態になりますよね(苦笑)
こういうとき、皆さん、「押忍」以外言っちゃいけないんですw
ところが、僕、こういうときだけ、火達磨になることを恐れず、お前はラーテルか、ピットブルか!?ってくらいに突っ込んでいくんです。
僕は正直過ぎるのでしょうか、それともピュア過ぎるのでしょうか。

でも、よく考えたら、ピンク頭を許容してくださる先輩方や道場の皆さんには感謝ですよね。
だって、染めたてだと白道着にピンクが着色しちゃうので、相手からしたらいい迷惑ですから。
とにかく、なんか、すいません。

 

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著者/市川 厚(いちかわ あつし)

株式会社ライオンハート 代表取締役会長
https://www.lionheart.co.jp/

LH&creatives Inc.(フィリピン法人) CEO
https://lionheart.asia/

<経歴>
三重県の陶芸家の家に生まれる。
(僕が継がなかったので、父の代で終焉を迎えることになる…)
大学時代、遅めの中二病を発症。経済学部に入ったのに、何を思ったか「ファッションデザイナーになるんや!」と思い立ち、大学を中退。アパレル企業に就職。
ところが、現実は甘くなく、全く使えない僕に業を煮やした社長から、「Webサイト作れないとクビだからな!」と言われ、泣く(T_T)パソコンの電源の付け方も知らなかったけど、気合でWebサイト制作を習得。しかし、実際のところは、言い訳ばかりで全く成長できず・・・怒られて、毎日泣く(T_T)そんな頃、「デザインにも色々ある」と改めて気づいて、広告業界へ転職、広告制作会社のデザイナーとしてのキャリアをスタート。
「今度は言い訳をしない!」と決めて仕事に没頭し、四六時中仕事していたら、黒目がめくれ上がってきて、眼科医から「失明するよ」と言われ、ビビる。2004年勤務先で出会った同僚や友人を誘って起業、有限会社ライオンハートを設立(現 株式会社ライオンハート)。ところが、創業メンバーとあっさり分裂、人間不信に。残ったメンバーと再スタート。
2014年、設立10周年を機に、創業メンバーで唯一残っていた人間を日本法人の社長にし、自身は会長になり動きやすい状態を創る。この頃からブランディングエージェンシーを名乗り始める。
2016年、フィリピン(マニラ)にITアウトソーシング企業(LH&creatives Inc.)を設立。設立準備期間から家族とともに移り住み、フィリピンで3年半を過ごす。
フィリピン人マネジメントを通して、猜疑心の塊になり、性悪説に変わる。
2019年6月、日本に帰国し、日本法人のマネジメントに復帰。社内コミュニケーションを充実させるために席替えしたり、誰も掃除しない椅子をきれいにしたり、「眠いときはしゃべった方が良いよねッ」ってスタッフに話しかけながら仕事をするなど、独自のインナー・ブランディングの理論を実験していたところ、会社の調子が上がった。そもそもブランディングってなんだ?と思っていたところに、BFIの安田さんと出会い、勝手にご縁を感じてコンサルを受けてみる。そしたら安田さんに誘われ、2020年、anote konoteに参加することに。

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