“生粋の商売人”倉橋純一。全国21店舗展開中の遊べるリユースショップ『万代』を始め、農機具販売事業『農家さんの味方』、オークション事業『杜の都オークション』など、次々に新しいビジネスを考え出す倉橋さんの“売り方”を探ります。
第132回 お正月を「日本一の祭り」に変える万代の魔法

おかげさまで、無事に100万人を突破して、全店舗で114万人のお客様にお越しいただきました。

それはいいですね。うちも6歳の息子がいるのでわかるんですが、孫と祖父母が一緒に遊べる場所って少ないんですよ。息子と自分だけじゃなくその上の世代も巻き込めるというのは、財布の紐という意味でも強そうです(笑)。具体的にはどういう仕掛けをしたんですか?

まさにそうです(笑)。1人や2人で来るより、5〜6人の家族みんなで来たほうが断然お得で楽しい、という要素をたくさん組み込みました。今のユーザーさんのご家族を連れてきてもらうことで、新しい顧客になっていただこうと。

他が休めば休むほど、空いている万代さんに集まってくると。

Xで拝見したんですが、新記録が出るかもしれないという状況に、スタッフの皆さんがむしろ盛り上がっているというのが凄いですよね。普通なら「元旦くらい休ませろ」となりそうなものですが。

そうだと思います。会社として全てを集中させて、たくさんのお客様をお迎えする。一番大きなお祭りみたいなものですから。その代わり、成人式が終わったらオフシーズンになるので、そこで有給を取ってゆっくり休んでもらいます。

でも最近はオフシーズン狙いの人も増えていて、意外と普通の会社員家族みたいな方も見かけますからね。世の中の「休み重視」の風潮に合わせて、無理やり元旦を休みにするのではなく、働く時はお祭りのように働いて、その分ちゃんと手当も出す。その姿勢が一貫しているのが万代さんの強さなんでしょう。

最近は従業員に寄り添うあまり、休みを増やすだけで解決しようとする傾向がありますが、僕はちゃんとお金で解決してほしいなと思うんです。目標を達成したら手当を出す。やっぱり「報酬」は働くモチベーションとして絶対的に強いですから。
対談している二人
倉橋 純一(くらはし じゅんいち)
株式会社万代 代表
株式会社万代 代表|25歳に起業→北海道・東北エリア中心に20店舗 地域密着型で展開中|日本のサブカルチャーを世界に届けるため取り組み中|Reuse × Amusement リユースとアミューズの融合が強み|変わり続ける売り場やサービスを日々改善中|「私たちの仕事、それはお客様働く人に感動を創ること」をモットーに活動中
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。


















