第87回 「共感」でつながる万代のリファラル採用

この対談について

“生粋の商売人”倉橋純一。全国21店舗展開中の遊べるリユースショップ『万代』を始め、農機具販売事業『農家さんの味方』、オークション事業『杜の都オークション』など、次々に新しいビジネスを考え出す倉橋さんの“売り方”を探ります。

第87回 「共感」でつながる万代のリファラル採用

安田

万代さんでは、「リファラル採用」に力を入れているとお聞きしました。つまり紹介ってことですよね。これは逆に考えると、大手の採用メディアだとミスマッチが起こりやすいということなんでしょうか。


倉橋

もちろん採用メディアでもピッタリの人材が採用できるケースはあるんでしょうけどね。ただ交流会やSNSでつながった人の方がずっとマッチ度が高いなぁと。

安田

ふ〜む、なるほど。つまり大手の採用メディアを使って就職活動する人の中には、万代さんが欲しい人材がいないということなんですかね。


倉橋

うーん、というよりは、どれだけ万代のビジョンに共感してくれているかが、今一つ伝わりにくいというか……

安田

まぁ求人メディアというのは、個々の異質性を排除して、比較や管理がしやすい仕組みをわざわざ作っているわけですからね。でも倉橋さんが求めているような人材は、むしろレールから外れたような人の中にいるのかもしれない(笑)。


倉橋

ああ、確かにそうかもしれません(笑)。

安田

実は私のクライアントも、私の発信をずっと見てくれている人ばかりなんです。広告を出せば新規の問い合わせは来るかもしれませんが、私のことを全く知らない人に一から提案しても、どうもうまくかみ合わない。採用でも同じことが言えるんでしょうね。


倉橋

まさにそれがリファラル採用が増えている理由ですよね。企業のビジョンを知ったうえで応募するのと、単に採用サイトの情報を見て応募するのでは、大きな違いがあると思います。

安田

そうですよね。そしてビジョンに共感して入った人のほうが活躍する可能性は当然高い。そうすれば本人も評価されるだろうし、win-winですよね。


倉橋

まさにそうだなと思う出来事があって、ちょうどXを始めて3年経ったんですが、X経由で一番最初に採用した社員が、会社の幹部になったんです。会議で立派に発表している彼を見て、感動しちゃって。

安田

それはすごいですね! SNSでの採用が大成功したということですもんね。


倉橋

そうなんですよ。採用ってただの人材確保ではなく、会社の文化やビジョンを伝えて共感できる人と出会うことなんだなと、あらためて思います。

安田

結局、恋愛や結婚と同じなんでしょうね。データだけで選ぶのではなく、結局は身近な人とのつながりの中から最適な相手が見つかるという。


倉橋

ええ、まさに。全く知らない国の人とのご縁は作ろうと思っても作れないですからね。リファラル採用の仕組みも、これからもっと進化していくと思いますよ。

 


対談している二人

倉橋 純一(くらはし じゅんいち)
株式会社万代 代表

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株式会社万代 代表|25歳に起業→北海道・東北エリア中心に20店舗 地域密着型で展開中|日本のサブカルチャーを世界に届けるため取り組み中|Reuse × Amusement リユースとアミューズの融合が強み|変わり続ける売り場やサービスを日々改善中|「私たちの仕事、それはお客様働く人に感動を創ること」をモットーに活動中

 


安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家

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1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

 


 

 

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