お金の専門家はAIに淘汰されていくのでしょうか。かけだしのFPさんからの質問に答える後半。誰だって情報は読めばわかるはず。専門化に求められる役割っていったい何?(音声はこちらから。)

AIに淘汰され……るよね。される部分とされない部分があるとは思うけど。難しいね。情報の部分は読めばわかるんだけど、読んでもわかんない人がいるっていうことが今回わかった、俺は。うーん、なんかさ、ちゃんと勉強してる経営者と、してない経営者がいて、何でも税理士に聞く人とかいるじゃん?

そういう人の対応をしてるから税理士も頭悪くなっちゃうと思うんだけど、そういう人って、もう読まなくていいと思ってるじゃん。だからわかんないよね、「読まなくていいよ」って言って巻き込んであげちゃう。持続化給付金とかはまさにそうで、「これ、読めばわかんだから、それで手数料取んなよ」ってスタンスだったわけよ。資料は出すよ、もちろん。そんなのもできないの?っていうか……まあ、できない人がいたらごめんね。俺も失敗したから「たしかにな」って思ったんだけど(笑)。専門家に頼んだら一発で出てたかもしれないけどさ。

そうそうそう。情報では読めるよ、そりゃノートンとか読めるけどさ、それを価値に変えるっていうのはなかなか難しいんじゃない?たとえばFPだったら投資とかさ、「利回り何パーセントです」とか、「株はこのほうがいい」って、情報すげえ多いじゃん、お金に関する立ち位置も。「借り入れすんな」って言う人もいるしさ。「借り入れすんな」って言ってさ、対談……対談はしてない……まあいいや(笑)。「借り入れなんか」って言ってた人もさ、いま「借り入れしろ」って言ってるもんね。なんだったんだ。変えんなスタンスをと。

そうそう。まあ、それが仕事としてはあるだろうねっていうところがひとつなのと、あとは知恵の部分っていうか、「その情報を組み合わせてどういう価値を生むの?」っていうのをやれるのが専門家だと思うから、だから、そこって多分表面でわかんないと思うんだけど、専門家だとわかる。たとえば弁護士さんとかも、「破産です」って言っちゃう人と、「じゃあ特定調停やって、破産経営者やりますよ」って言う人、まあ、やれるかわかんないけどチャラにするとか。法律はやっぱ利用活用するものじゃん、守るもんじゃなくて。

そういう立場で金融の知識とかも、ただそれを「なんとかです」って言ってたら多分いらないよね、FPも。本に書いてあることをそのまま話してたら。まあ、一部には知識が……特にお金の教育ってされてないから、そういう意味で、「読めばわかる」って言うけど、読もうともしない。お金のことを真剣に学ぶのもだめだみたいな、多分あるじゃん?「汚い」みたいな。

そう。「脳の病気だ」っつって。貧乏を美化したら貧乏になる。いや、金がすべてだとはまったく言わないけど、金に価値がないという前提で言ってるけど……なんの話だっけ?あ、だから、そうやって勉強してない人が多いっていうのも事実だし、だけど、やっぱ金融とかお金の世界って深いから、商品とか、いまはよくても、もっと上の人たちが粗製しててさ、いろんな訳わからない商品とかをつくってるわけじゃん。