(音声はこちらから。)
ありがとうございます。
200回でございます。いやぁ~いやぁ~、よく頑張りましたよ。
これで終わりでしょ?
大久保先生がこんなに続くとは。
ラップを出してたときですね、あれ。
でも、一時期あれでフィーバーしてた記憶がありますけど。あの100回のときが2018年の11月7日なんで、約2年前ですね。
あれから2年もたってんだ。
おぉ~怖ぇぇ怖ぇぇ(笑)
採用につながらないからね。まあ、もはや、でも、採用する時代でもなくなってきたみたいな感じになってるしね、ここ2年で。
まあ、たしかにそうですね。アライアンスのほうがいいのかというふうには感じますね。
そうねぇ、うん。200回記念……記念すべきことかわかんないけど(笑)
何も成長してないみたいな(笑)
せっかくなんでね、振り返って……もうかれこれ何年だ、4年近いわけですよね。
やってきましたし、ちょうどそんな節目に、2020年、このコロナという、いろいろ振り返らなきゃいけないタイミングもあったと思うんで。
はいはいはい。
そんなことを踏まえながら、せっかくなんで。
せっかくなんで、やっぱ「借りたら返すな!」はうそだったって話かね。
いきなりぶち込んできますね。
えっ?いやいやいや(笑)
いやいやいや、うそではないんだけどね。
やっぱりねぇ、ちょっと油断を生むよね、心のね。これを俺は理解してなかったなっていうのが、このコロナ後の気づき。やっぱね。イケイケでやってきたじゃない?拡大みたいなので。
ええ。
で、急に止まったじゃない?
急に止まって事業所閉鎖したりさ、フードトラックもできないし。
自分の話ですか?自社の。
もちろんみんなもそうだとは思うんだけど、自分の振り返りがいちばんいいのかなと思って。まさかの債務超過ですよ(笑)
そんなことあるか?(笑)
それはちょっとおかしいですね、表現が。
そうですよ、特損出しまくったら「あれ??債務超過じゃん」みたいな(笑)
え、待ってください。その話、普通にここでしちゃうんですね。ちょっと、いま一瞬ためらったんですが。
やっぱね、攻めすぎてたよね。月次とかがぜんぜん見れなかったから。
え、専門家なのに?(笑)
専門家なのに(笑)。これ、ずっとだけどね、もう。いまは見てるよ。10年やってきてさ、気づいたよ。去年のいまごろとか人が2倍以上いたからさ。
ああ、そうっすよね。30人ぐらい、ね。
そうそう。普通に赤字だったんだけどさ、それが見てないもんね。
これはねぇ、もう、ちょっとね、弥生会計開くのがすげー嫌だなっていう(笑)
現実を直視できない(笑)
他人には言ってたような気がしますけど。
そうなんだよ、他人は言ってんだけど自分はできないっていうね。いまはやってるよ。「ちょっとアクセル踏みすぎたな」みたいな。調達してるから金あるじゃん。だから、ガンガン投資してたら……ちょっとねぇ、情けない話ね。っていうか、ほとんどないんじゃない?税理士法人で債務超過って(笑)
まあ、そういう攻め方をする税理士法人も珍しいかなっていうのはありますよ。でも、いまの話ビックリですね。もともと、僕、大久保先生に「わぁ、深い。やられたなあ」と思ったのが、「人は振り返らなきゃいけないんだよ。振り返るというのは、俺らの世界でいうと会計を見なきゃいけないんだ。だから、ちゃんと振り返ってる社長っていうのは会計が頭の中に入ってっから」って言われて、「いやぁ、財務の話ばっかハッタリ言ってんじゃなくて、すげー嫌なこと言うなあ」と思ったけど、まさか、いま、ご自身がその話するとは思わなかった(笑)
はは(笑)。もうね、ちょっと過剰な自信だったよね。ほんとに見てないから。いや、見てたらわかるよ、さすがに。まあ、でも……ね、やっぱ大事だなと思う、一緒に振り返ってくれる人の存在が。と、いまは思っちゃうよね。
おお、なんすかなんすか(笑)。酒飲んでるんですか?
ちょっと飲んでるけど(笑)
飲んでるんかい!
(笑)。いやぁ~、でも、うちのお客さんでもなかなか資料出さなくて締まんない人いるけど、見たくないのかね。大事だと思ってないというところから、また向き合わなきゃいけないなっていう感じがね。結構ゼロベースの感覚だよね。
その「ゼロベース」っていうのはどういうことですか?
あ、ちょっと待って。200回っぽいっすね。まさかの「ちゃんと会計税務やろうぜ」。
1回コロナでみんな、たぶん、ほとんど借りちゃってるから、そうすると、「足元をどう固めていって」みたいな時期だと思うんで、「借りればよし」みたいな感じではないのかなっていうところと、やっぱ、借りたときの「おごる心」をいかにしてマネジメントするかっていうことの商品開発をしなきゃいけないと(笑)。
自己を振り返って気づくということですか。
なるほど。
いやぁ、だって、「余裕で回収するっしょ」みたいに思ってたもんね、赤字になったけど、べつに。
いまの声のトーンがそれっぽいですね。
わかるっしょ?(笑)。「どうせ俺が動きゃできんだよ」とかって思っててさ、「人いるけど、こいつらは待てばできるようになるだろうし」と思ってさ。ほぼ壊滅的だよね、事態は。
うーん、会計とかがちゃんと締まってる会社ばっかりならぜんぜん問題は起きないんだけどね、会計も締まってないみたいな、だらしないお客さんが集まってきてんのも、俺がだらしないからだなって振り返ってみたりね。ちゃんとできてるとこがほとんどだけど、そういう一部の結構だらしないところにスタッフは引っ張られちゃうよね。
考えてなかったよね、うん。
(笑)。いや、もうコロナのおかげですよ。コロナのおかげ。
急ブレーキではないけど、やらなきゃいけないことを、もうちょっときちんとやらなきゃいけないということじゃない?やっぱり。
でも、大久保先生の場合は、なんていうんですか、事業のスピードを緩めるっていうのは、やらざるをえなかったっていう外部要因以上に、この環境をきっかけに思いっきり自己に向き合った結果決めた感じの印象を受けているんですけど、そのへんは?
いや、これはしょうがないじゃないですか。「ストップするしかなかった」みたいな、事業撤退するしかなかったっていう、ほんとに、いったんテクニカルにやらざるをえないという環境がみなさん相当あった状況だったじゃないですか、ここの数か月って。っていうのも当然一部要素としてあるのかもしれないですけど、それ以上に、Colorz自体が今回のコロナの影響を受けて、自分たちのまわりに被害を受けたクライアントとかも踏まえたところから、「自分たちが次どこに行くのか」みたいなことを再設定してるという。よく言い過ぎですかね。というふうに見えているんですけど。
いや、ありがとうございます(笑)。だから、さらにね、こう、えー、なんだろう、深い会計の読み方みたいのをお客さんに伝えていかなきゃいけないし、財務エイドで今後やると思う。
おっ、言ったな(笑)
うん。経営者がちゃんと数字を読めるっていうことがどんだけ大事かっていうことに向き合った結果だよね、やっぱ。あくまで参考にはしてもらうけど、やっぱり自社の数字は自分で見るべきだと思うし、そこの数字がつくれる環境、業務フローみたいなのがやっぱすごい大事だなっていうのを改めて……
まともですよ、今回(笑)
やばいやばい。いままでふざけてたのがうそだって……もうみんな気づいてるか。
え?なにが?
気づいてますね、「この人はまともだ」と。
いやいやいや。もう暗いね、なんか今日ね(笑)
いや、そうでもないですけど(笑)
暗くない?(笑)
うん。心の持ちようだと思います。
まあ、そんな感じで300回に向けてね……(笑)
あれですね、目の前の一歩とかじゃないんですね。結構バーンって行くんですね。
そのへんはやっぱり。
ぜんぜん緩んでるやんっていうね(笑)
すごいっすね。ああ、なるほどね、「次の201回目を」とかじゃないんですね。
300回。いやぁ、なかなかね、債務超過になると思ってなかったけどね、まあ、1回ぐらい経験しといたほうが経営者の気持ちになるかなと思って。
しっかりと、債務超過なんですね。
しっかりと。なんだよ「しっかりと」って(笑)
(笑)。いや、ほら、大久保先生の場合だったらですよ、テクニカルに「ちょっと債務超過つくっちゃおうかな」みたいなこともやれそうじゃないですか。
そういうことじゃない。
そういうことじゃないと。
まあ、多少経費多めに、税務上落ちないやつも入れて否認してるけど……いや、脱税はしてないよ、調整はしてるけど、ガッツリ落としてみた。
そうなんですね。というわけで、いったん200回終了ということで、201回から300回に向けて、新生大久保圭太の回ということで。
(笑)。頑張ります。
ぜひとも、みなさま引き続きご視聴のほどお願いいたします。というわけで、今日のところは終わりたいと思います。ありがとうございましたー。
ありがとうございまーす。