このコラムについて
「担当者は売り上げや組織の変革より、社内での自分の評価を最も気にしている」「夜の世界では、配慮と遠慮の絶妙なバランスが必要」「本音でぶつかる義理と人情の営業スタイルだけでは絶対に通用しない」
設立5年にして大手企業向け研修を多数手がけるたかまり株式会社。中小企業出身者をはじめフリーランスのネットワークで構成される同社は、いかにして大手のフトコロに飛び込み、ココロをつかんでいったのか。代表の高松秀樹が、大手企業とつきあう作法を具体的なエピソードを通して伝授します。
本日のお作法/ 大手部長のリフレッシュ方法
待ちに待った宣言解除。長らくオンラインでの打合せが続いていましたが、某大手さんに呼ばれ、今日は丸の内本社に伺いました。
50代半ばのY部長は、人事部門に異動して間もない30歳前後のSさんを隣に従え、「まだまだマスクが手放せやんけど、やっぱり“面着” での打合せは嬉しいですね」と上機嫌。
こちらのお客様では、「新入社員から部長まで」各階層の研修をご依頼いただいており、来年度の実施について意見交換をさせていただきました。
途中、Sさんからは「研修、組織育成については、まだ分からないことだらけで、“しんどい”ことばかりなのですが、勉強になることも多く、楽しい毎日です!」なんてコメントもありましたが、スムーズに進んだ打合せでした。
終了後。Y部長から「近くに美味いカレーを出す店があるんで、良かったら一緒にどうですか?」とランチのお誘いをいただき、3人で老舗の洋食屋さんに足を運びました。
馴染みの店のようで、「特製カレー3つ、お願いね!」と注文いただき、テーブルにやってきたカレーを食したところ、、、
「か、カラい!!!」
Sさんと共に声を上げると、Y部長は嬉しそうにニヤリとしているのです。
そして、
「Sくん、“しんどい” 言うてたやろ?」
「“つらい” も “からい” も同じ漢字(辛い)やんかw」
「俺はしんどい、つらい時には、激辛メニュー頼んで、気分転換すんねや。ま、一緒に頑張っていこうやww」と高笑い。。
とりわけ面白い話でも、グッとくるほど良い話でもありませんでしたが、、特製カレーはとっても美味しかったですw