このコラムについて
「担当者は売り上げや組織の変革より、社内での自分の評価を最も気にしている」「夜の世界では、配慮と遠慮の絶妙なバランスが必要」「本音でぶつかる義理と人情の営業スタイルだけでは絶対に通用しない」
設立5年にして大手企業向け研修を多数手がけるたかまり株式会社。中小企業出身者をはじめフリーランスのネットワークで構成される同社は、いかにして大手のフトコロに飛び込み、ココロをつかんでいったのか。代表の高松秀樹が、大手企業とつきあう作法を具体的なエピソードを通して伝授します。
本日のお作法/ITリテラシーの高い人
某大手さん「人事部門の方々」と会食をご一緒しました。
部長や課長、50代のベテランさんもいれば、2年目、3年目などの若手さんや彼らの先輩方も参加いただいている、「様々な世代が混在」する活気ある場。
東京駅に近い、小洒落たお店はY部長の馴染みだということで、とても素敵な雰囲気です。
「部長はこちらに、課長はこちらに、高松さんはこちらに、」などの声を掛け合い、それぞれが席に着いたところで、
「今日は、飲み物は飲み放題にしているんですが、食べ物については好みのものを適当に選んでくださいね」
との部長の掛け声で、スタートしましたが、
「何を頼もうか?」「あれ?メニューは?」
などのやりとりが。
卓上には、ある程度、浸透してきた「スマホを活用」した「デジタルメニュー」の「QRコード案内」が。
お客様との場ですので、若手さんよりも先にササっとスマホを取り出すワタクシに続いて、
「こっちのテーブルは僕がやりますね!」と元気な声をあげる若手くん。
課長やベテランさんはというと、
「いやぁ。高松さん、ITリテラシー高いんですね」
(注文しただけのタカマツ、、、)
「我々、こういう店は注文に手間取っちゃいますよ、、」
「でも、さすが部長ですね。ITにも精通しているんですね!」
などの声をかけて下さります。
皆さんの職場はいかがでしょうか。
DX促進などでお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひITリテラシーの高いタカマツまでお声がけをお願いします!
ちなみに、Y部長が、店員さんにこっそりと
「デジタルメニューに変わったの?前の紙のやつ残ってないの?」と確認を入れていたことは、皆、気づかない対応をとっておりましたとさ。