ネットの履歴書
第50回『投資なのか娯楽なのか』

ソルナ株式会社が開発した究極の履歴書。それがネットの履歴書』これまでの履歴書や職務経歴書とは何が違うのか。なぜ究極と言えるのか。その秘密に迫ります。

小さなブルーオーシャンを追え
〜ネットの履歴書〜

第50回『投資なのか娯楽なのか』

 

安田

ついに10億円になっちゃいましたよ。前澤さんのお年玉。

三澤

去年は確か1億円でしたよね。

安田

はい。なんと10倍。

三澤

ホントあっという間に財産が底をつきそうですね。

安田

じつは私も申し込んだんです、お年玉。外れましたけど(笑)

三澤

え!申し込んだんですか?

安田

はい。恥ずかしながら。子供のミルク代にしようかと(笑)

三澤

そんなに困ってないでしょ(笑)。ちなみにあれって、どうやって申し込むんですか?

安田

前澤さんのTwitterをフォローして、お年玉のつぶやきをリツイートするだけ。

三澤

へぇ~。僕は興味なかったんで応募しませんでしたけど、10億円も配ったら結構な確率で当たるんじゃないですか。

安田

1,000人に当たるんですよ。前回は100人でした。

三澤

どれぐらい応募があったんでしょうね。

安田

数百万人はあったんじゃないんですか。タダでもらえる宝くじみたいなもんですから。

三澤

でもすごいですね。まだまだお金持ってますね。

安田

抽選結果が動画になって送られてくるんですよ。

三澤

へえ〜。

安田

で、動画を再生したら前澤さんが出てきて「すいませんでした。外れました」みたいな(笑)

三澤

外れも送られてくるんですね。

安田

そうなんです。親切なんです。

三澤

面白い。それって経費で落とせるんですか?会社の。

安田

経費も何も個人のお金ですもん、配ってんのは。会社のお金じゃなくて。

三澤

まあでも新しい会社の宣伝広告にはなってますよね。

安田

確実になってます。

三澤

当たったらいくら貰えるんですか?

安田

100万円です。ベーシックインカムの実験なんですって。

三澤

へぇ。いろいろ考えますね。

安田

1,000人に100万円ずつ配ったら生活がどう変わるか。それを実験するみたいです。

三澤

普通に貯金に回すんじゃないですか。

安田

現実的にはそういう人が多いでしょうね。

三澤

前回の「こんなことに使います」みたいな選考はあったんですか?

安田

今回は完璧に抽選で決めてるみたいです。だから当たるかもと思って申し込みました。

三澤

こんなこと毎年やってると、みんな次に期待しちゃいますよね。

安田

次もやるって言ってました。

三澤

次は最低でも10億じゃないと。

安田

そうですね。減らしたら何言われるか分からないですもん。

三澤

まあ100億っていうわけにもいかないでしょうから、10億か20億ぐらいじゃないですか。

安田

そのぐらい配らないと「ケチりやがって」とか言われそう。

三澤

「金が底をつき始めた」とか。マスコミが書きそう。

安田

 本人は「ベーシックインカムの実験だ」って言ってましたけど、どう思いますか。裏ではちゃんと採算を考えてると思います?

三澤

そりゃあ考えてるでしょう。

安田

Twitterのフォロワー数はもう、有吉さんを抜いて日本一らしいです。

三澤

前澤さんが日本一?

安田

はい。抜きつ抜かれつされてますけど。海外のフォロワーが一気に増えたそうです。

三澤

へぇ~、なるほど。

安田

だから最近は英語でもつぶやいてます。

三澤

トータルするとすごい宣伝効果ですよね。YouTubeも始めましたし。

安田

始めましたね。あれは何目的なんでしょう?

三澤

YouTubeはすごく儲かるみたいです。

安田

まあ前澤さんなら儲かるでしょうけど。そんなの些細なもんでしょ。数千億の資産からすれば。

三澤

でも使いまくってますからね。

安田

確かに。

三澤

Twitterのフォロワーは何人いるんでしたっけ?

安田

ツイッターは600万人を超えてたはずです。

三澤

お金を使って増やして、またそれを使って、みたいなサイクルになってますね。

安田

そうですね。「お金を使うことによってお金が増える」って持論みたいですから、それを証明したいのかもしれません。

三澤

でも1回で10億も使っちゃうと、10億以上の回収ってかなり大変ですよ。

安田

ですよね。

三澤

いくらYouTubeで稼げても10億はさすがに使いすぎ。1億だったら十分回収できると思うんですけど、前澤さんだったら。

安田

まあ、お金を持ったまま死んでもしょうがないですから。10億で車や時計を買っても大してうれしくないでしょうし。人に配るって楽しいですよ。

三澤

実感こもってますね(笑)

安田

私の場合は自分のお金じゃなく、借入でしたけど。

三澤

社員さんの給料を倍にしちゃったんですよね。

安田

はい。倍にしたらどうなるのか実験したかったんです。

三澤

結果はどうでした?

安田

何も変わりませんでした(笑)。当たり前ですけど。

三澤

もらった人の反応はどんな感じだったんですか?

安田

喜ぶよりも逆に戸惑ってましたね。

三澤

前澤さんもそうですけど、ちょっと普通じゃないですね(笑)

安田

でも楽しかったですよ。だからちょっとだけ気持ちはわかります。前澤さんの場合はもっと深く考えてるでしょうけど。

三澤

意外と前澤さんも楽しんでるだけかもしれないですよ。

安田

なんとなくそんな気もします。彼なりの娯楽なのかなって。

三澤

戦略だったら1億円配った時点で、もう成功してますもんね。

安田

そうなんです。さらに10億円配る必要もない。

三澤

そうですよね、ビジネスで考えれば。でも性格的にちょっとエスカレートしていくタイプですよ。

安田

いやあ、あれだけお金持ってればエスカレートするでしょ。でもたとえ計算してなくても「どこかで回収できる」という確信はあるでしょうね。

三澤

世界的な知名度アップを考えたらそうですね。

安田

次に何をやるのか楽しみですよ。

三澤

100億円いってほしいですけどね。次のお年玉。

安田

まあ彼ならやりかねないですね。

三澤

配れるだけのお金もあるし。ぜひやって欲しいです。

・・・次回へ続く・・・

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