第125回 泉大津から全国へ。冷凍チュロスのEC販売、始めます!

この対談について

「日本一高いポスティング代行サービス」を謳う日本ポスティングセンター。依頼が殺到するこのビジネスを作り上げたのは、壮絶な幼少期を過ごし、15歳でママになった中辻麗(なかつじ・うらら)。その実業家ストーリーに安田佳生が迫ります。

第125回 泉大津から全国へ。冷凍チュロスのEC販売、始めます!

安田

最近、『コビトベニエ』の調子はどうですか? 相変わらずお忙しいです?


中辻

いや〜…めちゃくちゃ忙しいです(笑)。それにまたちょっと新しいことを始めようと思ってまして…(笑)。

安田

そうなんですか!(笑) 今度は何を始めたんです?


中辻

冷凍チュロスのEC販売です。というのも、ウチのお店って泉大津市にあるんですが、わりと遠方から来てくださるお客様も多くて。なのでネットで気軽に買っていただけるようになれば喜んでもらえるんじゃないかと。

安田

なるほどなるほど。EC販売だったらそれこそ全国どこでも購入できますもんね。


中辻

そうなんです。あとはBtoBの需要も見込んで、卸売もできるようにもする予定なんですよ。

安田

ほう。実際そういう問い合わせが増えているんですか?


中辻

そうなんです。お祭りや学校行事の出店なんかで「コビトベニエのチュロスを使わせてもらえないか」という問い合わせが結構多くて。フライヤーさえあれば調理できるので、そういったBtoBの需要にも応えていければなと。

安田

いいですね〜。BtoBだったら販売ボリュームも大きくなりますし。でも通常の店舗運営をしながらEC販売用の冷凍チュロスも用意するのって大変じゃないですか?


中辻

あ、いえいえ、実は店舗で揚げているチュロスも冷凍なんです。というのも、生で絞った生地をそのまま揚げると、爆発しちゃったり、油が中に染み込んで油っぽくなっちゃったりするので。一度生地を冷凍してから揚げる方が、品質が安定するんですよ。

安田

そうなんですか! 美味しく仕上げるために、あえて生地を冷凍させていると。すごいですね、まさに現場のノウハウだ。


中辻

そうなんです。なので冷凍販売自体はそれほど難しいことではなくて。ただECで販売するとなるとちゃんと法律に則った成分表記をするとか、注文が入ったらすぐに発送できるような生産体制を整えるとか、ECサイトの構築をするとか…そういった諸々のことで今はバタバタしています(笑)。

安田

また自分で仕事を増やしちゃった、と(笑)。ちなみにECサイトからは私も買うことができるわけですよね?


中辻

もちろん! ECサイトの中で「一般販売」と「卸販売」とを分けるイメージでサイト構築する予定です。

安田

私の子どももチュロスが好きなのでぜひ購入したいんですが、自宅でも簡単に揚げられるもんなんですか?


中辻

はい、めっちゃ簡単に揚げられますよ。ちょっと小さめのサイズも販売しようと思っているので、それこそご家庭にあるフライパンでも問題ないです。あと、チュロスと一緒にトッピングもセットにして販売しようかなとも考えていて。

安田

シナモンシュガーとかココアパウダーとかも付けてくれるっていうことですか?


中辻

そうですそうです。チュロスを揚げた後に、お子さんと一緒にトッピングやコーティングを楽しんでもらえたらいいかな〜って。「コビトベニエのチュロスを自宅でも再現できる」ってブランディングで展開していきたいと思っています。

安田

それ、めちゃくちゃいいですね! 私も早く試してみたいです。いつ頃買えるようになるんです?


中辻

ECサイトのオープンは今年中を目標にしています。

安田

あと3ヶ月くらいか…。中辻さんもいろいろなお仕事と同時並行でやっていらっしゃるので大変かと思いますが、ぜひ、早めのサイトオープンをお願いします!(笑)

 


対談している二人

中辻 麗(なかつじ うらら)
株式会社MAMENOKI COMPANY 専務取締役

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1989年生まれ、大阪府泉大津市出身。12歳で不良の道を歩み始め、14歳から不登校になり15歳で長女を妊娠、出産。17歳で離婚しシングルマザーになる。2017年、株式会社ペイント王入社。チラシデザイン・広告の知識を活かして広告部門全般のディレクションを担当し、入社半年で広告効果を5倍に。その実績が認められ、2018年に広告(ポスティング)会社 (株)マメノキカンパニー設立に伴い専務取締役に就任。現在は【日本イチ高いポスティング代行サービス】のキャッチコピーで日本ポスティングセンターを運営。

安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家

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1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。

 

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