「日本一高いポスティング代行サービス」を謳う日本ポスティングセンター。依頼が殺到するこのビジネスを作り上げたのは、壮絶な幼少期を過ごし、15歳でママになった中辻麗(なかつじ・うらら)。その実業家ストーリーに安田佳生が迫ります。
第131回 鬱にならないための心の整え方

でも、離婚したり会社が潰れたりいろいろと経験していくうちに、「あれ、何にもやる気が出ないぞ…」って無気力になる時がありまして。あれがもしかしたら鬱というものだったのかもしれませんが、中辻さんはそういう経験、ありますか?

基本的には人間関係ですよね。あとは仕事が忙しすぎる時期かな。次から次にくるお仕事を朝から晩までぐわーっとしている時はアドレナリンが出ているから全然平気なんですけど、それが収まった後に…。

あ〜、そういう「暇」なら大歓迎かも(笑)。エジプトにも行きたいし、英語の勉強もしたいし、やりたいことがいっぱいあるので。

なるほど。ちなみに今って、精神的に病んでしまっている人がすごく多いじゃないですか。この対談の読者さんの中にも、鬱までいかなくても、無気力になってしまっている人がいるかもしれません。そんな方にアドバイスするとしたら?

そうですね(笑)。ありがたいことに『マメノキカンパニー』も『コビトベニエ』も、先に関する不安はなくて、今後どうなっていくのか楽しみで仕方ないです。
対談している二人
中辻 麗(なかつじ うらら)
株式会社MAMENOKI COMPANY 専務取締役
1989年生まれ、大阪府泉大津市出身。12歳で不良の道を歩み始め、14歳から不登校になり15歳で長女を妊娠、出産。17歳で離婚しシングルマザーになる。2017年、株式会社ペイント王入社。チラシデザイン・広告の知識を活かして広告部門全般のディレクションを担当し、入社半年で広告効果を5倍に。その実績が認められ、2018年に広告(ポスティング)会社 (株)マメノキカンパニー設立に伴い専務取締役に就任。現在は【日本イチ高いポスティング代行サービス】のキャッチコピーで日本ポスティングセンターを運営。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。


















