「オモシロイを追求するブランディング会社」トゥモローゲート株式会社代表の西崎康平と、株式会社ワイキューブの代表として一世を風靡し、現在は株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表および境目研究家として活動する安田佳生の連載対談。個性派の2人が「めちゃくちゃに見える戦略の裏側」を語ります。
第7回 西崎康平の著書『レベルゼロ』について

今回は西崎さんの書籍についてお聞きしたいと思います。クラウンドファンディングで支援者を募ったということで、話題になっていましたね。

なかなか答えが出なかったので、ちょっと視点を変えまして。「何を書けばいいんだろう」じゃなくて、「誰に一番読んでもらいたいだろう」って考えたんです。それで最初に思いついたのが、「若い頃の自分に読んでもらいたい」ということで。

そうなんですよ。逆に言えば、僕自身はこれまですごくもったいない時間の使い方をしてきたなと。高校や大学を選ぶときも、自分の偏差値や学校の知名度だけで決めていた。「これがやりたいからこの大学のこの学部に入ろう!」なんて考えてもいなかったんです。

ええ。逆に言えば、そういう機会が学生の頃から得られていれば、たとえば進学や就職のときに「自分はこうしたいんだ」という方向性が見えると思うんです。つまり自分で自分の人生を選び取っていくことができる。

ええ。だから大学生、ましてや中学生小学生にビジネスのことをどう伝えるのか、どうやって聞く耳を持ってもらうのか、というのは非常に興味があるところで。まだ本が手元にないので読めてないんですが、西崎さんはどんな書き方をされているんですか?

その通りですね。著書にはさきほどの4つの力を常識と非常識という二つの観点から、考え方が具体的なアクション例を書いてます。正直僕はこの本を読んだ全員に成功して欲しいなんてまったく思ってなくて、ビジネスについてちょっとでも考えるキッカケになったらいいな、その中の一人でもこの本を通して大きく変化してくれたらいいな、そのくらいの感覚です。

ははぁ、つまり「学生にビジネスを教える」ということをムーブメントにしてこうと。いや、さすがですね。これを読んで興味を持った社長さん、ぜひ真似してください。
対談している二人
西崎康平(にしざき こうへい)
トゥモローゲート株式会社 代表取締役 最高経営責任者
1982年4月2日生まれ 福岡県出身。2005年 新卒で人材コンサルティング会社に入社し関西圏約500社の採用戦略を携わる。入社2年目25歳で大阪支社長、入社3年目26歳で執行役員に就任。その後2010年にトゥモローゲート株式会社を設立。企業理念を再設計しビジョンに向かう組織づくりをコンサルティングとデザインで提案する企業ブランディングにより、外見だけではなく中身からオモシロイ会社づくりを支援。2024年現在、X(Twitter)フォロワー数11万人・YouTubeチャンネル登録者数18万人とSNSでの発信も積極的に展開している。
安田 佳生(やすだ よしお)
境目研究家
1965年生まれ、大阪府出身。2011年に40億円の負債を抱えて株式会社ワイキューブを民事再生。自己破産。1年間の放浪生活の後、境目研究家を名乗り社会復帰。安田佳生事務所、株式会社ブランドファーマーズ・インク(BFI)代表。