パンダ侍が斬る
安田からの紹介。「パンダ侍とは?」
女性と出会うことは稀有な私ですが、こんな面白い人がいたのか!と初対面で衝撃を受けた女性。それがパンダ侍の小野ゆうこさんです。ものの見方が面白い、表現の仕方が面白い、そして彼女が作った「イノベーションカード」がこれまた面白い。ということでイノベーションカードを使ったコンテンツを書いてください!とお願いしました。(イノベーションカードとは?)
このコンテンツについて
このコンテンツはその日のお題から始まります。たとえば「めがね」というお題に対してパンダ侍さんが「イノベーションカード」を一枚引く。するとそこには「違う場所に置いてみる」というメッセージが。「めがね×違う場所に置いてみる」というテーマでパンダ侍があなたの先入観と思考を斬りまくります。
本日のそもそも:自分ってなに?
◯天堂のクリームパン、
横のスペースあるじゃん。
あそこで食べるなら10%なんだって。
と、半◯門線で
お仕事帰りの
レディが言う。
8%とか、5%還元だっけ?
なんだかもうめちゃくちゃだよね。。。
ふー。最近さ、自分のことも
よくわかんなくなってきちゃった。
ともう一人のレディ。
突然、泣き出しそうな気配。
えっ!どうしたの?
と消費税の区分から
いきなり深刻そうな
相談モードに。
勝手ながら
レディがわかんなくなってきちゃった
自分のそもそも、
パンダ侍、
ふんわりズバッ!と
斬らせていただきます。
ムギューーーー。←満員電車体感中。
イノベーションカードが知らせる
本日の斬り口:境界線を引く
境界線か。。。
境目研究家、安田佳生殿に
お任せしたいところだ。
まっ、パンダ侍、
斬ってみるでござるよ。
拙者、笹薮界で、
夕日に向かって、
草笛をピーピーいわせてたころ、
人間界を旅するための
秘密特訓がはじまった。
箸の持ち方に
苦労をしたが、
食事訓練で、
残さず食べなさい
という課題には
しょんぼりだった。
笹なら、楽勝なのにっ!
と心の中でシャウトして、
箸でちょびちょび、
いろんな食材を
食べていた。
ある日の特訓で、
人参と出会った。
これが人参かー。
食べたら、いつから
人参じゃなくて、
拙者になるんだろー。
という疑問が
クルミ大の脳内を
瞬間占拠。
それからというもの、
人間界マスターたちに
人参はいつから
人参じゃなくなり
拙者になるのか?
をしつこく、しつこく
しつこく、しつこく
しつこく聞き続けたが、
もー!!!
うるさいっ!!!
身体がそうなってるのっ!
もうこの話はおしまいっ!!!
と問答無用を通り越して、
問答拒絶となったでござるよ。
ーーーー
その後も懲りず、
人参と拙者の境界線。
だけでなく、
ご飯と自分
漬物と自分
味噌汁と自分
と拙者が食べるものから
自分自身が成り立つ、
ということを考え続けた。
栄養成分
消化吸収のしくみ
内臓の役割
的な解答には
一切、納得がいかなかった。
ーーーー
でんぐり返ししながら
もんもん、うつうつとした
時間を過ごしていた。
食べるものが自分になる
ということに、
拙者は取り憑かれた。
ある日、カラフルイメージが
脳内をサササッとかすめた。
人参は人参の形をした
物語で、
体内に入ると、
わたしの物語と
おしゃべりして
混じっていく。
というイメージだ。
ーーーー
◯HKの教育番組の
キャラクターたちが
番組内で話している
感じだったので、
その番組を観てる
って体感が
いまでも残っている。
この脳内で勝手に展開された
新番組を観て、
とっても
すっきりしたのだ。
その後、拙者の
秘密訓練が進み、
いろんな言葉を覚え、
物語って情報だな
ってことにいきづいた。
ーーーー
自分とは
あなたが思っているほど
確固たる物体ではない。
自分があるようでいて、自分はない。
そもそも自分とは
移り変わり続ける情報
でござる。
拙者は、悩みかけたら歩くでござるよ。さらば!
パンダ侍のプロフィール
あまりの弱さに
天敵に追われ、
争いを避けて、
しぶしぶ笹を食べ始める。
しだいに美味しく
感じれらるようになり、
肉食であるにもかかわらず、
肉をまずく感じるようになった
熊を先祖に持つ。
育ての先生の
気まぐれから、
こやつは笹薮から
世間に出してみよう
ということで、
草むらを転がり、
川のせせらぎをまたぎ、
欄干をスキップして、
東京に生息。
ある日、笹かまを食べ、
こ、これは笹ではない
と、その驚きで、ほっぺが落ち、
その衝撃で震えがとまらなくなり、
その震えから膝ががくっと落ちた、
その瞬間、
本質を見定めよ。
と天啓をうける。
それ以来、
本人の意思とは関係なく
白いしっぽが
陰陽太極図となり
白黒混ざり合う世の中で、
そもそもを斬ることになる。
腰に非常食の竹笹を
さしていたところ、
侍だったんですねー。
と、たまたま勘違いされ、
パンダ侍と
呼ばれるようになり、
現在に至る。
食べること、人間観察、木彫を修行とし、
愛と誠と調和、そしてユーモアを信条とし、
対話によって内発と創発を起こす現場づくりを得意とし、
中小企業の理念づくりやブランディング、新規事業開発を通じた組織変容、
また、経営者の自己変容セッションを生業にしている。
日本大学大学院藝術学研究科修士課程修了後、
企画・コンテンツ開発会社で企画ディレクションを経験後、2006年、株式会社つくるひとを創業。
売上高2億~7,700億円規模の組織、業種業態を問わず、創業以来780を超えるプロジェクトを経験。
10年間でのべ3万人の現場会議を中心に据え、対話型の課題解決に関わる。
現場プロジェクトメンバーの個人成長と集団組織の変容を
常に後押しするプロジェクト型のコンサルティングスタイルを貫き、「考え方」や「対話デザイン」を修得してもらいながら、実際の課題解決をすすめる。
幼いときは宇宙人、変人と、揶揄され、学校社会になじめないまま成長したが、実社会では「変人視点」が求められることが増え続け、重宝されている。
株式会社つくるひと 代表取締役
デキル。株式会社 代表取締役
一社)ブランド・バリュー協会 理事/マスターコンサルタント